いわしブログ

京都のウィンドミル代表いわしのブログです。wordpressやfacebookの設定、ブログ運営について備忘録代わりに更新してます。最近は動画も作ってます。

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桂嵐しいたけ 干し椎茸の販売も始めました

      2016/05/15

京都 桂嵐の干し椎茸

以前から栽培している生しいたけに続いて、4月末から干し椎茸の販売を始めました。昨年末ぐらいからずっと干し椎茸の試作を続けてきたのですが、やっと世に出せる品質になりましたよ。

干し椎茸の原料は採れたての生しいたけを使い、特注の乾燥機に入れて2日間じっくり乾燥させ、最後の仕上げは天日干しです。パッケージやラベルも本格的なものを目指しました。試行錯誤の末に完成した干し椎茸は、どこに出しても恥ずかしくない出来栄えだと自負しています。

干し椎茸 販売スタート

干し椎茸

昨年の6月から始めたしいたけ栽培ですが、規模はまだ小さいながら、毎日出荷できる体制が整うまでに成長しました。最初のうちは失敗ばかりでしたが、手探り状態の中で少しずつしいたけ栽培のノウハウを積み上げ、今では毎日収穫できるようになりました。

その中から余ったしいたけを乾燥させて、干し椎茸も作っています。収穫したしいたけは全て出荷に適したものとは限らず、傘が開いてしまったり、形の悪いしいたけは選別の段階で排除するため、販売できないしいたけが余ってしまうのですが、その分を乾燥させて干し椎茸にすれば、今まで余っていたしいたけも全て活用することができます。

最初のうちは余ったしいたけを持って帰って自分で食べてましたが、収量が増えてくると自家消費では追いつきません。見た目が悪いだけで、食べたら普通のしいたけと何ら変わりはないのですが、商品として販売するなら見栄えも大事ですしねぇ。

そんなわけで、元々余りのしいたけが出ることを見越して、干し椎茸製造用の乾燥機を作ってもらってました。しいたけ乾燥機は市販のものが何種類かあり、汎用の食品乾燥機まで入れると選択肢はたくさんあるのですが、いろいろ実験できるように乾燥機は特注品にしました。乾燥機は米の保冷庫を改造したもので、中には遠赤外線ヒーターと熱交換形換気装置のロスナイが付いています。

その乾燥機でずっと干し椎茸の試作品を作りつつ、外装やデザインを考え、パッケージや商品の仕様を決めて、やっとこさ世に出せる干し椎茸が完成しました。販売は4月末から始めてます。

桂嵐の干し椎茸 3つの特徴

京都 桂嵐の干し椎茸 生協で販売中

生しいたけと同様に、干し椎茸にも「桂嵐」というブランド名を付けています。ラベルにもブランドのロゴを入れました。あと、干し椎茸の製造業者としては後発組なので、他の干し椎茸との違いを打ち出さないといけません。今のところ知名度もブランド力もないし、同じように売り場に並べても埋没するだけですしねぇ。

売り文句やポイントをいろいろ考えて、最終的に以下の3点を「桂嵐干し椎茸」の売りとすることにしました。

採れたてのしいたけが原料です

桂嵐しいたけ 採れたてのしいたけ

干し椎茸の原料は、採れたての生しいたけを使っています。収穫したしいたけは、選別後すぐに乾燥機へ投入し、新鮮なうちに乾燥させています。原料の鮮度ならどこにも負けませんよ!

遠赤外線でじっくり乾燥

市販のしいたけ乾燥機で一般的に使われている石油バーナーではなく、遠赤外線ヒーターで2日間じっくりと乾燥させます。高温の熱風ではなく、50度以下の低温でじっくり乾燥させることで、しいたけの香りや食感をなるべく損なわないようにしています。

最後の仕上げは天日干し

最後は1日かけて太陽の光を浴びせ、天日干しにして仕上げます。中には1時間ほど陽に当てただけで「天日干し仕上げ」を謳う干し椎茸もありますが、ちゃんと手間を掛けて干してます。干し椎茸を太陽の光に当てると、しいたけに含まれるエルゴステロールが、骨粗しょう症などを食い止める働きのあるビタミンDに変化します。

これ以外にも、袋をチャック付きにして使い差しでも保存できるようにしたり、わざわざバキュームシーラーを導入して中の空気を拔いてからシールしたり、何度もラベルを手直ししてデザインや文言を調整しています。「天日干し仕上げ」という丸いシールも自前で作りました。ホントにいろいろ手間が掛かってます。

刻み干し椎茸も作ってます

刻み干し椎茸 作成中

なるべく商品のラインナップを増やしたかったので、普通の干し椎茸以外に、しいたけをスライスして乾燥させた刻み干し椎茸も作りました。今のところ、いわしが包丁を手にして一つ一つしいたけをスライスしています。

シュレッダーはさみとフルーツカッター

最初はしいたけを刻むためにいろんな道具を試しました。しいたけを1つずつスライスするのは面倒だし、時間もかかりますからねぇ。まず試したのはゆで卵カッター、続いてフルーツカッターやシュレッダーはさみも使ってみましたが、どれも役に立ちませんでした。

結局、しいたけを包丁で一つ一つスライスするのが一番確実でした。やっぱり横着はいけません・・・(^^;

干し椎茸 ぼちぼち売れてます

京都 桂嵐の干し椎茸 販売中

とりあえず4月末から干し椎茸の販売を始めましたが、いわしの予測では2~3日に一つ売れたら上出来だと思ってました。が、実際は1日で数個売れることもあり、干し椎茸って思った以上に需要があるんだなと驚いてます。

刻み干し椎茸の方も、最初は全く売れないだろうなぁと思ってましたが、ポロポロと売れて在庫が減ってしまい、慌てて追加生産したこともあります。いやぁ、何でも世に出してみないとわからないもんですねぇ・・・まあ、いい方に予測が裏切られたので、結構なことであります。

生しいたけとは違い、干し椎茸は日持ちするので扱いやすい商品です。干し椎茸に限らず、これからもっとしいたけ加工品を増やして、経営の安定化を図りたいとこですね。

やっとこさ干し椎茸もラインナップに加わって、ホッと一息といったところですが、しいたけ事業はまだまだ問題が山積しています。まあ、できるところから少しずつ改善していくしかないわなぁ。

というわけで、みなさま桂嵐の干し椎茸をご贔屓に・・・スーパーで見かけたらぜひ買ってやって下さい (^^)

しいたけ栽培を始めたきっかけを書きました。よかったらこちらもご覧ください。
http://wind-mill.co.jp/iwashiblog/2016/03/kyoto-siitake/

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