いわしブログ

京都のウィンドミル代表いわしのブログです。wordpressやfacebookの設定、ブログ運営について備忘録代わりに更新してます。最近は動画も作ってます。

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ブログのサーバーをmixhostに移行しました

      2017/05/15

mixhost

いわしブログのサーバーは、ずっとさくらインターネットの共有サーバーを使っていたのですが、サーバースペックを向上させるため、クラウド型レンタルサーバーの mixhost に移行させました。その時の手順をご紹介します。

サーバーを移行した理由ですが、ブログのPV数が伸びて負荷が増えたため、サーバーのスペックがそろそろ限界に近づいてきたからです。ここからPVを伸ばしてブログを成長させるためには、別のサーバーに乗り換えてスペックを上げないといけません。

先日、いわしブログのとある記事にアクセスが集中したため、サーバーリソースが制限され、503エラーが大量に発生してしまいました。今のサーバーのままだと、今後もこのようなことが頻発するでしょう。キャッシュプラグインを使えば当座は凌げますが、根本的な解決策にはなりませんからねぇ。

http://wind-mill.co.jp/iwashiblog/2017/03/server-reconsider/

ブログ成長のために サーバーのスペック見直しと乗り換え | いわしブログ

というわけで、移行先のサーバーをいろいろ考えた結果、mixhostを選択しました。まだそれほどの稼働実績はありませんが、高速WebサーバーとオールSSDの採用で機能・速度ともに申し分なく、現時点ではコスパの高い優秀なサーバーです。また、クラウド型のレンタルサーバーなので、急激なアクセス増加時もプランの変更によるリソースの増加で柔軟に対応できます。



mixhost サーバー移行の手順

WordPressで制作したサイトを mixhost に移行する手順は以下の通りです。この手順は mixhost に限らず、他のサーバーに移行する場合も同じです。

  • WordPressデータファイル(WordPress本体・テーマ・プラグイン・画像等)をバックアップ
  • MySQLデータベースをバックアップ
  • mixhostでドメイン設定
  • mixhostでMySQLデータベースを作成
  • WordPress設定ファイル「wp-config.php」の編集
  • mixhostでMySQLデータベースをインポート
  • mixhostにWordPressデータファイルをアップロード
  • サーバー移行済データ動作確認
  • ネームサーバーの変更

この流れを見てちょっと難しいと感じた方は、mixhostのWordPress移転代行サービスを使うのも手です。1サイトにつき4,980円なので、とてもリーズナブルですよ。

1サイト4,980円のWordPress移転代行サービスでmixhostに移行しよう!

WordPressをバックアップ

WordPressバックアップ用プラグイン BackWPup

WordPressで制作したサイトやブログを別のサーバーに移行するためには、サーバー内にあるWordPressファイルと、テーマ・プラグイン・画像等のデータ、そしてサーバーのMySQLデータベースをバックアップする必要があります。初心者には少し難しいのですが、WordPressには必要なデータを丸ごとバックアップしてくれるプラグインがあるので、それを使うとよいでしょう。

WordPressを移行するためのバックアップファイルを作成するプラグインは、All-in-One WP Migration や Duplicator などがありますが、いわしのオススメは一定の期間ごとに自動でバックアップを作成して、外部ストレージ等に保存できる「BackWPup」です。

もちろん、BackWPup はスケジュールに関係なく、その場でバックアップを作成することが可能なので、サーバー移行の準備が整った時点で移行用のバックアップを作成するという使い方もできます。

BackWPup でサーバー移行用バックアップを作成する方法です。ご参考まで。

WordPressのサーバー移行用バックアップをBackWPupで作成

BackWPup で作成したバックアップデータ一式です。ここからデータベースのsqlファイルをインポートして、あとは全て移行先のサーバーにアップロードします。不要なファイル等は整理しないといけませんが、わからない場合はsqlファイル以外全部アップロードでOKです。

backwpup バックアップデータ

BackWPupをもっと便利に使う方法です。定期的バックアップのスケジュール設定と、外部ストレージサービスへの保存方法を紹介しています。いわしブログは週に一度バックアップを作成して、DropBoxに保存しています。よかったら参考にしてください。

BackWPupでWordPressを定期的にバックアップする | いわしブログ

DropboxとBackWPupでWordPressバックアップを自動化 | いわしブログ

mixhost ドメイン設定

それでは、移行先サーバーの設定に移ります。まずはmixhostでドメインを設定します。

はじめに左メニューの「cPanelにログイン」をクリックします。下にショートカットメニューがあるので、ここから直接「アドオン ドメイン」に行ってもOKです。

mixhost ドメイン設定

cPanel 内の「アドオン ドメイン」をクリックします。

mixhost ドメイン設定

アドオン ドメインの作成で新しいドメイン名を入力します。サブドメインとドキュメントルートは自動入力されたものをそのまま使えばよいでしょう。

「このアドオン ドメインに関連付けるFTPアカウントを作成します」は、ドメインごとに管理者が違う場合、それぞれ別のFTPアカウントを作成するためのものです。言わばサーバーの共有ですね。一人で管理するならチェックは不要です。

最後に「ドメインの追加」をクリックして、ドメインの設定は完了です。

mixhost ドメイン設定

mixhost MySQLデータベースの作成

次はデータベースの作成です。cPanelから「MySQLデータベースウィザード」をクリックします。

mixhost データベース設定

作成するデータベース名を入力して、「次の手順」をクリックします。

mixhost データベース設定

続いてデータベースユーザーの作成です。ここではまずユーザー名を入力、次のパスワード入力は、ぜひ右下の「パスワード生成ツール」を使ってみてください。強力なパスワードが瞬時に生成されます。

mixhost データベースユーザー作成

「パスワードの生成」をクリックすると、英数字記号交じりのパスワードが表示されます。「詳細オプション」からパスワードの長さや、使用文字の種類を変更できます。

生成されたこのパスワードをメモ帳などに記録し、「このパスワードを安全な場所にコピーしました」にチェックを入れて「パスワードの使用」をクリックすると、自動的に入力されます。

mixhost パスワード生成ツール

パスワードは「非常に強力」です。「ユーザーの作成」をクリックすると、データベースユーザーが作成されます。

mixhost データベースユーザー作成

ユーザーの権限を設定します。「すべての権限」にチェックを入れて、「次の手順」をクリックします。

mixhost ユーザー権限設定

この画面が表示されたら、MySQLデータベースの作成は完了しています。

mixhost データベース作成完了

WordPress設定ファイル「wp-config.php」の編集

次は移行元のサーバーからダウンロードしたWordPressの設定ファイル「wp-config.php」の編集です。BackWPup 等で圧縮されたバックアップファイルは、解凍してから取り出して下さい。

mixhost wp-config.phpの編集

「wp-config.php」をエディターで開くと、以下の部分が見つかります。ここを先程のMySQLデータベースウィザードで作成した、新しいデータベース名、データベースユーザー名、パスワードに変更します。

mixhost wp-config.phpの編集

入力例はこんな感じになります。mixhostの場合、MySQLのホスト名は「localhost」になります。

これでデータベースをインポートする準備が整いました。

MySQLデータベースのインポート

では、データベースをインポートしましょう。まずcPanelから「phpMyAdmin」をクリックします。

mixhost データベースインポート

phpMyAdminが開きました。ここからデータベースをインポートしていきます。

mixhost phpMyAdmin

先ほど作成したデータベースを左メニューから選んで、上のメニューで「インポート」をクリックします。

mixhost phpMyAdmin

アップロードファイル:「ファイルを選択」をクリックして、アップロードする .sql ファイルを選択します。他の項目はそのままでOKです。

mixhost データベースアップロード

SQLファイルを選択したら、一番下にある「実行」をクリックします。

mixhost データベースアップロード

「インポートは正常に終了しました」と表示されたら成功です。データベースには作成されたテーブル一覧が表示されています。

mixhost データベースインポート

サーバーに WordPress データをアップロード

mixhostのサーバーに WordPress データをアップロードします。接続用FTPソフトはFFFTPを使用しました。FTPソフトの設定方法はmixhostヘルプセンターの「FTPソフトの設定方法」を参照してください。

mixhostは従来のFTPの他に、FTPS、SFTP、SCPにも対応しています。FTPソフトは、FFFTP、FileZilla、WinSCP、Mac用 Transmit 4 の設定方法が載ってます。下記がそのリンクです。

https://support.mixhost.jp/188

FTPソフトの設定方法 | mixhostヘルプセンター

サーバーに接続したら、アドオンドメインで設定した独自ドメインのフォルダをダブルクリックします。

mixhost サーバー接続

ここにWordPressデータをアップロードしてください。すべて終了するまで少し時間がかかります。

mixhost FTPアップロード

サーバーへのWordPressデータのアップロードが終了しました。あとは動作確認ですね。

mixhost データアップロード

mixhost サーバー移行済データ動作確認

あとはmixhostサーバーに移行したWordPressデータが正常に動作するかどうかを確認します。

mixhost には動作確認用のURLが用意されているので、ネームサーバーを変更する前でも移行したデータの動作を確認することができます。ただ、動作確認用URLでは WordPress 管理画面にログインできないので、より完璧を期すためにPCのhostsファイルを編集してから動作確認を行いましょう。

では、Windowsでhostsファイルを編集してみます。Macをお使いの方はこちらを参照してください。

https://support.mixhost.jp/674

hostsファイルの設定方法 | mixhostヘルプセンター

まずはcPanelの右側、一般情報から「サーバー情報」をクリックします。

mixhost サーバーIP確認

サーバー情報の「共有 IP アドレス」を確認して、コピーしてください。

mixhost サーバーIP確認

続いてメモ帳を管理者として起動します。メモ帳のプログラムを右クリックし、管理者として実行をクリックします。Windows 10の場合、デスクトップ左下のスタートメニュー → 全てのプログラム → Windows アクセサリ → メモ帳 にプログラムがあります。

windows メモ帳プログラム

メモ帳が起動したら、上メニューの「ファイル」→「開く」に進みます。

windows メモ帳 開く

下記のファイル名を入力して、「開く」をクリックすると、「hosts」ファイルが開きます。

c:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

mixhost hostsファイル編集

hostsファイルの一番下の行に、サーバー情報で確認した共有IPアドレスと、自分のドメインを記載してください。IPとドメインの間は半角スペースを入れます。

例 : 123.456.789.123 iwashiblog.com

mixhost hostsファイル編集

あとはhostsファイルを上書き保存して、ブラウザからブログのURLを入力すれば、動作チェックが行えます。表示が移行前と同様であれば問題なく移行できてますが、以下の点も必ず確認してください。

  • ブログテーマは反映されているか
  • 投稿ページ・固定ページは表示されているか
  • WordPress管理画面にログインできるか
  • プラグインは動作しているか

ここで「データベース接続確立エラー」が出た場合は、wp-config.php の設定が間違っています。データベース名やパスワードが正しいかどうか、もう一度チェックしてください。

バックアップ用プラグインの BackWPup はエラーが出て使えませんでした。これは移行先のWordPressに再度インストールする必要があります。

あと、この状態ではどちらのサーバーから表示されているのかわからないので、ブラウザに現在表示されているウェブサイトのIPアドレスを表示する拡張機能を入れるとよいでしょう。

Flagfox IPアドレス表示

Chrome拡張であれば、SEO関連のツールにIPアドレスを表示する機能がありますし、IPアドレスだけを表示する「Website IP」という拡張機能もあります。

以下の記事でIPアドレス確認用のChromeとFirefoxアドオンを紹介しています。

http://wind-mill.co.jp/iwashiblog/2017/05/mixhost-check-addon/

mixhost ブラウザのアドオンでhostsファイル編集時のサーバー動作確認を行う | いわしブログ

確認が終わったら、必ずhostsファイルに追記した設定を消して、元の状態に戻して下さい。

mixhost ネームサーバーの変更

いよいよ最後の作業、ネームサーバーの変更です。ここまでの動作確認で問題がなければ、ネームサーバーを変更して移行前のサーバーから mixhost に切り替えます。

mixhostのネームサーバー情報は以下の通りです。

ネームサーバー1 : ns1.mixhost.jp
ネームサーバー2 : ns2.mixhost.jp
ネームサーバー3 : ns3.mixhost.jp
ネームサーバー4 : ns4.mixhost.jp
ネームサーバー5 : ns5.mixhost.jp

一例として、いわしブログのドメインを管理しているお名前.comの設定方法をご紹介します。他のレジストラも大体同じように設定するので、ご参考まで。

お名前.comのトップページ右上にある「ドメインNavi」からログインします。

お名前.com ドメインNaviログイン

上メニュー「ドメイン設定」から「ネームサーバーの変更」に進みます。

お名前.com ネームサーバー変更

設定変更するドメインをクリックして、「他のネームサーバーを利用」タブを選択し、ネームサーバー情報を1から5までそれぞれ入力したら、下の「確認画面へ進む」をクリックします。

お名前.com ネームサーバー情報入力

「ドメインネームサーバー(DNS)情報を変更します。」とあるので、情報を確認して「設定する」をクリックすると、ネームサーバー情報が変更されます。早ければ数時間、遅くても72時間程度で、自動的にmixhostを参照するようになります。

お名前.com ネームサーバー情報変更

あとは先ほど紹介したIPアドレスを表示する拡張機能を見ながら、サーバーがmixhostに切り替わったかどうかを確認してください。いわしの場合は大体1日かかりました。

これでサーバー移行作業はすべて完了しました。お疲れ様でした。

サーバー移転後の表示速度は目に見えて向上し、ログインや管理画面の動作ももたつきがなくなりました。いや、mixhostにしてホントによかった。サーバー移転はとても面倒ですが、それ以上の大きなメリットが得られます。

mixhost サーバー移行後のページ表示速度を調べてみました。明らかに数値が向上しています。
http://wind-mill.co.jp/iwashiblog/2017/04/mixhost-pagespeed/

作業が不安な方はWordPress移転代行サービスもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

1サイト4,980円のWordPress移転代行サービスでmixhostに移行しよう!

サーバー移転 サブディレクトリ型サイトの場合

いわしブログは元々自社サイトのコンテンツという位置付けでスタートしているので、ブログのトップページURLはサブディレクトリ型になっています。WordPressも自社サイトとブログで別々です。

自社サイトURL :http://wind-mill.co.jp/
いわしブログURL:http://wind-mill.co.jp/iwashiblog/

この場合、WordPressとデータベースは2サイト分移転させる必要があります。サーバー内のWordPressフォルダはこんな感じになります。自社サイトのWordPressの中に「iwashiblog」というフォルダを追加して、その中にいわしブログのWordPressを入れています。

サーバー移転 サブディレクトリ型サイト

一応、ご参考まで。



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