ブログが初めてバズったので、その様子をお伝えします。
9月5日にブログのアクセスが100PVを超え、その時の記事に「次は1000PVを目指します」と書きました。
でも、「1000PVと言ってはみたものの、ここからアクセス10倍なんて大変だなぁ」とのんびり構えてたら、9月17日にいきなり2300弱のアクセスが押し寄せました。
バズったと言えるほどのPVではありませんが、始めて間もないブログにしては上出来です。
あんなに遠くに見えた1000PVの目標ですが、瞬間最大風速とはいえ、たったの2週間弱で到達してしまいました。次の目標は10000PVですね。現実味はありませんが、一応宣言しときます。
ブログのアクセスが急増
前日のブログアクセス数は145PVでしたが、この日は2298PVに急増しました。
この記事を更新したとたんに、今まで見たこともないようなアクティブユーザー数を目にすることになりました。その日はリアルタイム解析が気になって仕方なかったです。

台風が去った後の鴨川と、地元の嵯峨嵐山の渡月橋付近の様子をブログのネタにしたら、見事にバズりました。一時はリアルタイムで最高40PVまで行きました。
上位ブロガーのみなさんには当たり前の光景かもしれませんが、初めての経験なのですっかり舞い上がってしまいました。
PVのうち9割が検索経由です。こちらもビックリです。
その日の検索キーワード上位を見てみると、非常に興味深い・・・記事のタイトルには入っていない旅館や料亭の名前が、キーワード上位に並んでいます。みんな、「嵐山吉兆」や「星のや」のことが気になるんですかね。テレビで報道されたからかな?
この辺のキーワードでは、大手新聞社やニュースサイトを押さえて上位に表示されてます。SEOに強いテーマとはいえ、改めてStingerの効果を思い知りました。
アクセス増加はQDFのおかげ?
確かにこの記事はタイムリーな時事ネタで、嵐山や渡月橋付近の様子はテレビでもたくさん報道されていたようです。関連キーワードで検索されることも多かったでしょう。
いわしもこの記事を書いた時は、時事ネタだからちょっとぐらいアクセスは増えるかなと皮算用していたのですが、まさかこれほどとは思いませんでした。
当然、これだけのアクセスを稼げたのは、SEOに強いStingerのおかげでもあるのですが、それ以外にも何か原因があるような気がしました。
実はGoogleには QDF(Query deserves freshness)というアルゴリズムがあって、新鮮な話題に関しては、更新の新しいwebサイトを上位に表示してくれるそうです。

台風で鴨川や桂川が増水した時の記事も、おそらくQDFのおかげで上位に表示されたのですね。
QDFの対象は、検索数の上昇や、ブログやニュースサイト、ソーシャルなどのキーワードなどを解析して、新鮮な話題とは何かを判断して決めているようです。
最初は1つのキーワードから
さて、先ほどの検索キーワード上位の表にあった「嵐山吉兆」ですが、不思議なことに最初に記事を更新したときは、全文中でこの文章の中に1つあるだけでした。それでも記事更新後のリアルタイム解析のキーワードには、「嵐山吉兆」がバンバン出てきます。
さて、こちらは嵐山吉兆付近です。水が溢れてどこが岸なのかわかりません。
せっかくなので、写真も付けときました (^皿^)
単に写真を撮った場所の説明をしただけですが、Googleは本文中のこのキーワードただ1つを拾って、「嵐山吉兆」絡みの検索を上位に表示してくれたのでした。
でも、全文内で「嵐山吉兆」はたったの1つ、記事のタイトルにも入っていません。「台風」や「嵐山」ならわかりますが、全文内のキーワード比率や、タイトル内のキーワードの有無を考えると、普通なら「嵐山吉兆」絡みの検索で上位表示は不可能のはずです。
おそらく、Googleが記事全文の内容を読み、関連性ありと判断してくれたので、「嵐山吉兆」絡みで上位に表示されたのだと思います。QDF発動もあったのでしょう。
「嵐山吉兆」絡みのキーワードで検索からの流入がジャンジャンあるのを見て、「近所の星のやとか弁慶も有名で検索されてそうだし、入れてみたらどうなるかな~」と思って記事に追記してみたところ、やっぱり「星のや」や「弁慶」絡みでもジャンジャン検索で引っかかります。う~ん、こりゃ面白い。
最後にもう一発キーワード対策として、営業状況の記載と、各HPへのリンクを張りました。
あと、せっかく記事を見てくれた訪問者に対して、少しでも役に立つ情報を提供したかったってのもあります。さらに追記も考えましたが、さすがにあざといのでやめときました。
結局、1回目の更新後も、さらに2度修正を加えて、記事を3回更新しています。ここまでやったら、まあ順位は盤石でしょう。とはいえ、QDFでゲタを履かせてもらっているので、そのうち順位は落ちていくと思いますけど・・・いつまで持つかな?
ブログアクセスを増やすなら時事ネタ
今回はたまたま書いた時事ネタが当たったおかげで、検索絡みの面白い現象に遭遇し、いろいろお勉強することができました。永江一石氏が以前ブログで言及されてましたが、
「超話題になったホットなネタがあったら、渾身の力で、たくさんの人に支持されるエントリーを書く」
ということが、ブログのアクセスを増やすためにはとても大切なのですね。
いわしも時折地元京都に関するネタで記事を書きますが、アクセスを考えて書いているわけではありませんでした。でも、京都は何かと行事の多い街でもあり、ホットなネタには事欠きません。
しかも、今回の件でいわしブログは同じような内容のアメブロやyahooブログより上位に表示されやすいということがわかりました。ホント、Stingerのおかげですね。
これからは熱いネタがあったら、すぐ料理して記事を更新していくことにします。
あと、これは余計なお世話なのですが・・・嵐山吉兆さんや熊彦嵐山店さんのHPトップページには、今回の被害や営業状況は掲載されていません。
いわしブログにこれだけアクセスがあるなら、実際の検索件数はもっと多いはずです。せめてトップページに営業状況ぐらいは載せたほうがいいと思います。
まあ、こういうお店のお客さんは、ネットなんて関係ないのかもしれませんけどね。