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継続か挫折か ブログに向く人不向きな人

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ブログの向き不向き

ブログは誰でもできると思われがちですが、誰でも向いているわけではありません。

ブログを始めても、途中で挫折してしまう方がたくさんいます。ある統計によると、ブログの継続率は1年後で30%、3年後になると3%まで下がるそうです。

ブログ更新を続けて成果を出すためには、まず向き不向きを知ることが大切です。ブログを始める前に、まず1000 ~ 1500文字ほどのテスト記事を1本書いてみてください。

ここでスラスラと書けるなら、大いに見込みがありますが、いつまでたっても仕上がらないようであれば、ブログは向いてないかもしれません。

どんなことでも、向き不向きを知ることはとても大切です。向いてないことを続けて苦しい思いをするぐらいなら、他の集客方法を検討したほうがよいでしょう。

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ブログ更新は向き不向きがある

いわしの本業はホームページや動画の制作ですが、ブログを使った集客やコンテンツマーケティングも得意にしています。

先日、とあるお客様から「ブログを始めて集客に使いたい」という相談を受けました。必要な段取りや記事の書き方を一通り説明した後、いつも最後にこう言っています。

「ネタは何でもいいので、ブログを始める前に1000 ~ 1500文字ぐらいのテスト記事を1本書いてみてください」

ここで記事をチャチャっと1本書ける方は、大いに見込みがあります。でも、何日たっても書けない方は、はっきり言ってブログは向いてないです。

ウェブマーケティングの手法はいろいろありますが、ブログは無料で始めることができるので敷居が低く、誰でもできると思われがちです。

でも、ブログは文章作成能力が必要なので、人によって明らかな向き不向きがあります。もし向いてないと思ったら、他の集客方法を検討したほうがよいでしょう。

もちろん、訓練次第で書けるようになることもあります。こちらの本では、webから情報発信するために必要な文章力を、短期間にアップさせる方法論がまとめられています。

才能に頼らない文章術
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥2,255(2023/12/01 12:10時点)

プロ編集者を目指す人向けの本ですが、内容はブログにも通用します。この本によると「文章力は才能かもしれないが、編集執筆力は誰でも身につけられるスキル」とのこと。

ブログは小説と違って、内容を一から創作しなくてもいいので、才能よりはスキルの方が重要かもしれません。ただし、そこまでモチベーションが続くかどうかという問題があります。

ブログ継続は難しい 継続率のデータ

ブログを続けることは結構大変です。文章や編集の能力はもちろんのこと、根気がないと続きません。実際のデータもブログ継続の大変さを裏付けています。

ブログの継続率を調べるため、2万件のはてなブログを分析した「ほけきよ」さんという方がデータを公開されてます。

「3ヶ月に一回書けばとりあえず継続とみなす」という激アマ条件でも、継続率は

  • 3ヶ月続くブログは70%
  • 1年間続くブログは30%
  • 2年間続くブログは10%

という結果になったそうです。ブログを継続させることの難しさがよくわかりますね。

もう一つ別のデータを見てみましょう。少し古いですが、2009年3月に発表された総務省 情報通信政策研究所「ブログの実態に関する調査研究」にも継続率のデータがあります。

参考資料 ブログの実態に関する調査研究

この調査によると、開設されたブログが一定期間後にアクティブである確率は

  • 1年後:30%
  • 2年後:10%
  • 3年後:3%

という結果でした。また、新規開設ブログの約1/3は翌月には更新が止まり、6ヶ月後になると24.3%しか更新されていないそうです。10年前のデータですが、今でもこんなもんでしょう。

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ブログ継続は才能か

ちくま新書の書籍「遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である」には、人間の才能が先天的なものか、事後の環境によるものかを調査した結果が掲載されています。

遺伝的にほぼ同一の条件を持つ一卵性双生児を研究した結果によると、音楽や数学、スポーツの才能は8割以上が遺伝によるものだそうで、執筆の才能も8割以上が遺伝とのこと。

ブログ更新は文章作成能力が必要なので、才能がないと厳しいかもしれません。

趣味のブログであれば、特に更新頻度は問われないし、1年に一回の更新でも誰も文句は言いません。ただ、何かの目的があってブログを始めるなら、結果を出さないと意味はありません。

もしブログ更新が向かないのであれば、別の方法を考えた方がよほど効率的です。

とはいえ、何かのきっかけ次第で書けるようになるかもしれません。文筆家の小野美由紀さんがnoteにこんなことを書いてました。

才能のある無しは考えるだけ時間の無駄|小野美由紀
この前、Bar bossaの林さんに 「自分は才能のある・なしについてがどうしても気になってしまうんですが、小野さんは才能のある・なしについてはどう思いますか?」と聞かれた。 その時にとっさに浮かんだ答えは 「ないわけ、ないじゃん!」だった。 いや、これね、私マジでそう思うんですけれども。 私は超がつくほどのピュアちゃ...

みんな、自分のスイッチの入れ方を知らなかっただけなのだ。

本当に才能うんぬんって、引き出す人の力と、環境と、それから本人の努力次第で、

・自分の才能を伸ばしてくれる人(助言を与えてくれる相手)

・安心して試行錯誤できる環境

・技術を磨くための時間

この3つがありさえすれば、どんな人間でもなんとかなりはするんじゃないか、と本気で信じている。

自分の中に眠る才能を引き出すことができれば、ずっとブログ更新を続けていけるでしょう。よい先生やお手本に巡り会えたら、とても幸運なことですね。

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