ブログテーマ「Cocoon」のタグページにコンテンツを追加してnoindexを解除すると、ブログのアクセスが増えたので、その方法をご紹介します。
Googleは中身の薄いコンテンツや重複するコンテンツを低品質ページとみなして、サイトの評価を下げることがあります。タグページは基本的にコンテンツではないので、重複や低品質ページの評価を避けるために、タグページはnoindexにするのが普通です。
WordPressでよく使われているSEO設定プラグイン「All in One SEO Pack」でも、タグページはデフォルトでnoindexになっています。
Cocoonのタグページもデフォルト設定でnoindexになっていますが、Cocoonにはカテゴリページやタグページに画像やテキストを追加してコンテンツ化する機能があります。
その機能を生かして、全てのタグページをコンテンツ化してnoindexを解除すると、アクセスが増加しました。ブログの内容や記事数によって効果は違うかもしれませんが、試す価値はあります。
ただし、ブログ全体の記事数が少ないと評価が下がるかもしれないのでご注意を。
タグページのnoindex解除は、Cocoon設定の「SEO」タブから「タグページをnoindexとする」のチェックを外せばOKです。
Cocoon タグページnoindex解除後のアクセス
当サイト「ウインドミル」は、今まで別々だった「いわしブログ」と一体化するため、テーマをCocoonに変更してブログから記事を移動させています。
それに合わせて、今まで設定していなかったタグを各記事に付けることにしました。最初はデフォルトのままでしたが、記事数が揃ってきたので全てのタグページをきちんとコンテンツ化して、noindexを解除しました。
それから数日後にPVがいきなり300ぐらい増加しました。またすぐに下がったのでタグは関係ないのかと思いきや、その後も増えたままで推移しています。
この際に追加した記事がバズったり、PVが多い記事を移したということはありません。
Googleに聞いたわけではないので断定的なことは言えませんが、多分タグページのコンテンツ化が影響していると思われます。ちなみに、noindexを解除した時点のタグは11ありました。
タグページだけのPVを見ると、noindex解除後も変化はありません。これを見ると、各タグページが評価されたわけではなく、低品質でないページが11増えたので、全体が底上げされた感じです。
この結果から考えると、Cocoonのタグページコンテンツ化とnoindex解除は、ブログのアクセスを増やす可能性が高いと言えるでしょう。
タグページのコンテンツは500~600文字ぐらいです。文字数を増やせばアクセスも増えるのか試したいところですが、タグページ本来の役割がなくなる気がするのでそのままにしています。
以下はウインドミルブログの「Cocoon」タグページです。コンテンツ化の参考にしてください。
Cocoon タグページの編集方法
では、Cocoonのタグページに画像やテキストを追加して、コンテンツ化してみましょう。管理画面の左メニューから「投稿」→「タグ」に進みます。
タグの一覧から編集するタグページを選んでクリックします。
「タグの編集」で画像やテキストを追加します。名前とスラッグはそのままでもOKです。
タグタイトルは記事のタイトルと同じぐらい重要です。SEOやキーワードを考慮した上でタイトルを入力してください。
タグ本文の編集は、投稿のエディタと同じ感覚で使えます。タグページで表示されるコンテンツを入力してください。各種タグや画像も追加できます。
あとはアイキャッチの画像を選択して、メタディスクリプションを入力します。メタキーワードと説明は適当にどうぞ。最後に「更新」をクリックします。
タグページのnoindex解除は、Cocoon設定の「SEO」タブにあるheadタグ設定から「タグページをnoindexとする」のチェックを外してください。
noindex解除は、タグページをすべてコンテンツ化してから行うとよいでしょう。あとはブログのアクセスが伸びるように祈ってください。
Cocoon カテゴリとタグのコンテンツ化と注意点
Cocoonにはカテゴリページとタグページにテキストや画像を追加して、コンテンツ化する機能があります。これはCocoonだけのオリジナル機能です。
もし同一内容のブログ記事でも、カテゴリページとタグページの両方とも中身を作り込めば、テーマの機能で差を付けられるかもしれません。
普通のブログテーマにはない機能なので、Cocoonをお使いの方はぜひ一度試してください。どちらのページも記事と同じ感覚で作成できますよ。
ただし、タグやカテゴリあたりの記事数が少ないブログでnoindexを解除すると、Googleから低品質コンテンツページとみなされ、ブログ全体の順位が下がるかもしれないので注意してください。
カテゴリページやタグページのコンテンツ化は、ブログの記事数との兼ね合いで判断してください。記事数が少ないのにタグやカテゴリが多いブログは、評価が下がりやすくなります。
Cocoonカテゴリページのコンテンツ化については、以下の記事を参照してください。
おすすめブログテーマ「Cocoon」のダウンロードは以下からどうぞ。