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ブログのアドセンス広告位置は記事タイトル下がおすすめ

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記事タイトル下広告

Googleアドセンスの収益を増やすなら、広告位置は記事タイトル下がおすすめです。

ウインドミルブログでは、記事タイトル下広告の収益比率が6割を超えており、PCだけでなくモバイルやAMP広告でも高い広告収益があります。

2017年にブログをリニューアルする前は、記事タイトル上に横長のビッグバナー広告を設置していましたが、リニューアルを機にビッグバナー広告を廃止して、サイドバーにラージスカイスクレイパーを設置したところ、1PV当たりの収益が大幅に減ってしまいました。

ウインドミルブログに縦長タイプのラージスカイスクレイパーは合わなかったので、もう一度横長タイプのビッグバナー広告を復活させました。

記事タイトル下の広告配置ですが、ブログテーマ「Cocoon」を利用している場合は、Cocoon設定や広告用ウィジェットから簡単にアドセンス広告の設定ができます。

以前に利用していたSimplicityはメインコンテンツの横幅が不足しているため、728×90の横長タイプ広告を収めるためには、ブログの横幅をテーマの設定等で修正する必要があります。

なお、アドセンスでは広告ユニットの種類が集約され、現在ではビッグバナーやラージスカイスクレイパーという呼び方はなくなりました。ビッグバナーはディスプレイ広告の横長タイプ、ラージスカイスクレイパーは縦長タイプになっています。

もちろん、どちらもレスポンシブ広告なので、スマホやタブレットにも対応しています。

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ラージスカイスクレイパーは失敗

以前のいわしブログは2017年にリニューアルを行い、ブログテーマをStinger5からSimplicityに変更しました。その時点では記事中にアドセンス広告を3枚設置していました。

使用していたブログテーマ「Stinger5」のデフォルト広告位置は、サイドバー上部に1枚、記事本文最後に2枚という構成ですが、最適な広告位置を探るためにこれを変更して、サイドバーの広告をタイトル下に移動させました。

Googleアドセンス STINGER5アドセンス広告配置移動

この変更によって、アドセンス収益は倍増という結果になりました。アドセンス広告は表示する位置によって収益が変わりますが、ここまで違うとは思いませんでした。

その後も横長ビッグバナーは高い収益を維持していましたが、今回のブログリニューアルを機に、さらなる収益向上を目指してアドセンス広告の位置を変更してみました。

ファーストビューの広告に、収益性が高いと言われる縦長のアドセンス広告「ラージスカイスクレイパー」をサイドバーに配置したのですが、これが思った以上に成績が悪かった。

クリック率が半分以下になり、全体の収益もかなり減少してしまいました。1週間ほど様子を見ましたが、以前の数値には戻りそうにありません。

アドセンス広告位置を改善して収益を向上させるためには、試行錯誤が必要です。とはいえ、前回の広告位置変更は完全な失敗に終わったので、さっさと元の位置に戻しました。

Cocoon 記事タイトル下に広告配置

ブログテーマ Cocoonは、設定から広告位置を簡単に変更することができます。まずは左メニューの「Cocoon設定」から「広告」タブを選びます。

Cocoon 広告設定

「アドセンス設定」内のアドセンス表示方式を「マニュアル広告設定」にして、広告の表示位置「タイトル下」にチェックを入れてください。

Cocoon 広告設定

Cocoonはチェックを入れるだけで広告位置の設定ができるので便利です。

各位置ごとの広告収益やクリック率を計測するなら、ウィジェットを使って広告を配置しましょう。この方法なら、デバイスごとの広告パフォーマンスも計測できますよ。

ウインドミルブログでは、投稿タイトル下の広告ユニットをPC、モバイル、AMPの3つに分けて、デバイスごとの広告収益やクリック率を計測したり、広告サイズを調整しています。

Cocoon ウィジェットで広告配置

Cocoonのウィジェットで広告を貼り付ける方法は、以下の記事を参照してください。

Googleアドセンス広告の貼り方 2019最新版
2019年最新版のGoogleアドセンス広告の貼り方をご紹介します。アドセンス広告の設置は、サイト全体に自動広告を表示させる方法と、広告ユニットを個別に貼り付ける方法があります。どちらも広告コードを取得して、サイトやブログに貼り付ければOKです。
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Simplicity 記事タイトル下に広告配置

Simplicityでタイトル下に横長のディスプレイ広告を設置する場合は、CSSを修正して本文の横幅を広げてから、ウィジェットに広告を設定します。

デフォルトの横幅で「投稿本文上」ウィジェットにディスプレイ広告を設定すると、タイトル下に広告が表示されますが、ちょっと広告が大きすぎますね。

Simplicity ウィジェットで広告設置

横長のディスプレイ広告はメインの横幅と合っていないので、変更するとはみ出します。

Simplicity ウィジェットで広告設置

Simplicityの投稿ページは、横幅が680px(左右の余白は除く)になっています。ビッグバナーの横幅は728pxなので、本来のサイズから48pxほど不足しています。

タイトル上に適切なサイズのビッグバナー広告を表示させるためには、CSSを修整して記事の横幅を拡げる必要があります。

Simplicityのテーマ編集から、子テーマの「スタイルシート (style.css)」に以下を追記してください。全体とメインの横幅を48pxずつ拡大して、ビッグバナーが収まるようにします。

/* 横幅拡大 */
#header-in, #navi-in, #body-in, #footer-in{
width: 1118px;
}

#main {
width: 788px;
}

上記コードを親テーマのCSSにそのまま記載する場合は、一番後ろに追記してください。

これでビッグバナー広告が投稿の横幅と一致するようになりました。

Simplicity ビッグバナー広告

ちなみに、スマホで表示されるディスプレイ広告は、レスポンシブと728×90の固定サイズで表示が変わります。標準のディスプレイ広告が大きすぎる場合は、728×90の固定サイズで作成してください。

Simplicity ビッグバナー広告スマホ表示

横長広告の表示は、Simplicityの「広告」カスタマイザーにある「パフォーマンス追求広告の表示」を使う方法もあります。詳しくはSimplicity公式ページの「Simplicityになるべく多くのアドセンスを表示できる「パフォーマンス追求広告」の設定方法」をご覧ください。

Simplicityになるべく多くのアドセンスを表示できる「パフォーマンス追求広告」の設定方法
初めてアドセンス広告タグを登録する場合は、まず以下から参照してください。テーマ内にGoogle AdSense広告を貼り付ける方法Simplicity20140903から、よりアドセンスの収益を追求できる広告を設置するためのウイジェットを追

Simplicity 広告ユニットの作成と貼り付け

記事タイトル下に設置する広告ユニットは、通常のディスプレイ広告でOKです。あとは広告サイズでレスポンシブか728×90の固定サイズを選択します。

事前にGoogleアドセンスで広告を作成して、コードを取得しておいてください。

広告のサイズは、左サイドメニューから「広告」→「サマリー」→上タブ「広告ユニットごと」→「ディスプレイ広告」に進み、右上の「広告サイズ」から選択します。

Googleアドセンス ディスプレイ広告作成

コードを取得したら、Simplicityのウィジェットからアドセンス広告を設定します。ダッシュボード左から「外観」→「ウィジェット」に進み、「テキスト」か「カスタムHTML」をクリックします。

ウィジェットの設置先リストが表示されるので、「投稿本文上」を選択して「ウィジェットを追加」をクリックしてください。

Simplicity ウィジェット設定

「投稿本文上」のウィジェット内で「タイトル:」に適当な名前を付けて「内容:」にアドセンス広告のコードを貼り付けます。最後に「保存」のクリックをお忘れなく。

Simplicity ウィジェットに広告設置

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Simplicity AMPページの広告設定

ただし、この方法では投稿タイトル下の広告はAMPページに表示されません。SimplicityのAMPページでは、「広告ウィジェット」を使った広告設定ができないためです。

AMPを有効化している場合は、テンプレートの「amp-content.php」を編集してAMPページに広告を表示させます。

まずは「amp-content.php」を子テーマに移動します。FTPやサーバーのファイルマネージャーで、親テーマ(Simplicity2)から子テーマ(Simplicity2-child)に amp-content.php をコピーしてください。

Simplicity 子テーマにコピー

次に広告コードをAMPに対応させます。アドセンスの広告コード取得時に、広告ユニットのAMP対応についてヘルプが表示されるので、それを参考にしました。

Create an AMP-compatible display ad unit - Google AdSense Help
This guide shows you how to create an AMP-compatible display ad unit to show AdSense ads on your AMP pages. Note that al...

以下が作成したAMP用のアドセンス広告コードです。縦横比率を維持するために一部カスタマイズしています。

<amp-ad
layout="fixed-height"
height=100
type="adsense"
data-ad-client="ca-pub-1234567891234567"
data-ad-slot="1234567890">
</amp-ad>
</pre>

アドセンスでディスプレイ広告を作成すると、HTMLとAMPのコードを取得できるので、このAMP広告コードをそのまま利用するのも手です。

Simplicity AMP広告

作成したAMP用の広告コードを、子テーマの amp-content.php に追加します。場所は<header>と<h1 class=”entry-title”>の間にそのまま貼り付けて下さい。

<?php while(have_posts()): the_post(); ?>
<div id="post-<?php the_ID(); ?>" <?php post_class(); ?>>
  <article class="article">
    <header>

<amp-ad
layout="fixed-height"
height=100
type="adsense"
data-ad-client="ca-pub-1234567891234567"
data-ad-slot="1234567890">
</amp-ad>

      <h1 class="entry-title">
        <?php the_title(); //投稿のタイトル?>

これでAMPページにもタイトル上の広告が表示されるようになりました。AMP Validatorでチェックしてもエラーはありません。

Simplicity AMPページ広告

これでアドセンス広告の収益が元に戻るといいのですが・・・(^^;

記事タイトル下のアドセンス収益

記事タイトル下にアドセンス広告を設置すると、収益はどうなるでしょうか?

論より証拠、広告ユニットごとのアドセンス広告収益を見れば、なぜ記事タイトル下がおすすめなのか理解してもらえると思います。

広告ユニットごとのアドセンス収益

ご覧の通り、ユニットごとのアドセンス収益比率は、記事タイトル下が6割以上を占めていますね。他のブログでも記事タイトル下広告の収益比率はそれほど変わりません。

先ほど説明した通り、ウインドミルブログではデバイスごとに広告ユニットを3つに分けているので、記事タイトル下の広告はすべて合算しています。

今回紹介した広告設置方法は、CocoonやSimplicityに限らず、どんなブログにも効果があると思います。ブログのアドセンス広告収益が伸び悩んでいるという方は、ぜひ一度タイトル下に広告を設置してみてください。

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