facebookタイムラインの右側には、いつも広告が掲載されてます。いわしは広告にあまり興味がないので、ほとんど見ることはありません。
でも、先日ふと広告に目をやると・・・
4件中3件が出会い系の広告・・・そうか、facebookからすると、40歳毒男はこう見えるのかぁ。何だかなぁ~ (‘A`)
facebook広告の仕組み
Facebookの広告は、地域や年齢、性別を絞り込んで掲載することができます。
最初にfacebookアカウントを作るときに自分の情報を入力させられますが、facebook側はこの情報を元にして見せる広告を選んでいます。
広告を出す場合、新聞やテレビなどのメディアやチラシのような紙媒体では、広告の対象を選ぶことはできませんし、効果測定も問い合わせの件数で判断するしかありませんが、facebook広告は商品やサービスに合わせて対象を絞り込むことができます。
クリックされた数もわかるので、他のアクセス解析サービスを併用すれば、細かいところまで効果測定も可能です。
facebook広告ページの事例にもありますが、フィットネスクラブをオープンした場合、従来なら近所にチラシを撒く程度の告知手段しかありませんでした。そのチラシはフィットネスクラブに縁も興味もない対象にも届くので、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的な無駄の多い広告だったわけです。
でも、facebook広告を使えば、「京都市在住、30~40歳、男性、比較的年収の高い自営業者orビジネスマン」のように入会する確率が高い対象を選んで広告を出すことができます。一般的な広告手段では、ここまで対象を絞り込むことは不可能ですよね。
facebook広告ページの「Facebookはどのようにしてユーザーに合った広告を決めているのか?」によれば、かなり細かいところまで情報を収集しているようですね。
facebookは何に「いいね!」をしたかや、何をクリックしたのかを通じて、こちらの趣味や嗜好まで知っているわけです。そりゃ広告の精度も上がるわなぁ。
Facebookではできるだけそのユーザーに合った広告が表示されるようになっており、いいね!や年齢、性別などユーザーがFacebookでシェアした情報をもとに表示する広告を選択する場合があります。また広告主とそのマーケティングパートナーは、すでに自身で所有しているユーザーのウェブサイトやアプリの使用に関する情報などを使用してユーザーにリーチすることもできます。
でも、これは自分に対する広告を見れば、facebookがユーザーをどのように見ているのかがわかるわけです。
なので、いわしのような40歳毒男は、facebookから「出会いのない寂しい人なのねプププ・・・」というふうに見えていることがわかります。ちくしょ~facebookなんか嫌いだぁ~ (-_-;
facebookは監視ツール
そして、これが単に広告を絞り込むための情報収集で終わるならいいのですが、残念ながらそうはなってないのですね。facebookは個人情報の収集や、市民監視のツールとしても使われています。
facebookは「全人類監視ツール」などとも呼ばれています。これは別に大げさな話ではなくて、実際にアメリカの国家安全保障局(NSA)がFacebookなどのソーシャルメディアや、Googleのメール、チャット情報を監視しているという報道もありました。
facebookのようなソーシャルメディアは、単なるコミュニケーション手段の1つであって、それ自体に善悪はありません。でも、使い方次第では個人情報収集や監視ツールにもなり得ます。
普段何気なく使っているfacebookも、裏を返せば壮大な国家戦略に組み込まれたツールの1つなのですね。タダで使えるのだから文句は言えませんが、ホントに「タダより怖いものはない」ですなぁ。
facebook広告を非表示
facebookで気に入らない広告は非表示にすることができます。
該当広告のタイトル右横をクリックすると、「非表示にする」「◯◯◯からの広告をすべて非表示にする」という項目が出てきます。どちらかを選んでクリックすると、非表示にする理由を聞かれます。
理由を選ぶと、このように広告が非表示になりました。でも、すべての広告を非表示にすることはできないようです。まあ、タダなんだから仕方ありませんけど (^_^;
毒男を小馬鹿にしたようなfacebook広告なぞもう見たくないという方は、一度お試しあれ。
ちなみに、いわしは「出会いのない寂しい人」なので、クリックはしないけど一応表示にしときます(苦笑)