格安SIMでデータ通信 モバイルルーターにFREETELデータ専用SIMを入れてみた

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モバイルルーターと格安simでデータ通信

モバイルルーターと格安SIMを組み合わせて、屋外でネットが使える環境を整備してみました。用途はしいたけ工場に設置したマイコン温湿度計の通信で、インターネットを介して温度と湿度をチェックするためです。

かかった初期費用は総額で8000円ほどでした。docomo の電波が届く場所ならどこでもネットが使えて、月々の料金も数百円ほどです。通信速度を重視しないのであれば、この程度の金額で済みます。

格安SIMを使ったのは今回が始めてでしたが、特にトラブルもなく、ちゃんとネットに接続できましたよ。

モバイルルーターとMVNOの格安SIMでネットに接続

格安SIMでデータ通信

携帯電話といえば、ドコモ、au、ソフトバンクが御三家ですが、最近はMVNOと呼ばれるサービスがどんどんシェアを伸ばしています。MVNOとは仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)という意味で、自社で通信施設を持たず、大手キャリアから回線を借りて携帯電話サービスを提供します。

MVNOと言ってもいろいろな契約方式がありますが、中でも格安SIMと呼ばれる独自サービスを利用すると、携帯電話の料金を大幅に下げることができます。格安スマホと格安simを使えば、少なくても月額で半額以下、さらには5分の1~10分の1まで料金を下げることも可能です。

多少のデメリットはありますが、これだけ通信料が下がるなら格安SIMを使わない手はありません。大手キャリアからの乗り換えも増えているようで、MM総研によると、格安simによる総契約回線数は、2016年3月末時点で539.4万回線、前年比65.5%増とのことです。

さて、このMVNOは音声通話だけでなく、データ通信サービスも提供しています。こちらも大手キャリアと比べて、半額以下の料金でインターネット接続が可能になります。データ通信料金はサービスにもよりますが、100~500MBほどであれば数百円程度の料金で済み、1GBでも1000円弱、5GBでも1500円~2000円程度です。

格安SIMには音声通話用の他にデータ通信専用のSIMもあるので、音声通話の必要がないタブレットなどで使うと通信料金を節約できますよ。

モバイルルーターと格安simを用意

では、今回の通信環境と開通までの手順をご紹介します。普通にモバイルルーターを使うなら WiMAX や Pocket WiFi などを契約するのが一般的ですが、今回はモバイルルーターとデータ通信用のsimを別々に調達します。

まずはモバイルルーターですが、今回調達したのは BUFFALO docomo ポータブルWiFiルーター DWR-PG です。およそ6年前に販売された古いモデルで、4G,LTE には対応していませんが、docomo 系の格安SIMが使えて、アクセスポイントとして使えるクレードルも付属、そしてお値段ですが、イオシスさんでは何と3,980円で販売されてました(2016年5月現在)。これはお買い得です!

BUFFALO docomo ポータブルWiFiルーター DWR-PG

古いとはいえ、各種付属品も充実してこの値段ですから文句のつけようがない。4G,LTE 未対応でも、データ通信SIMを挿せばちゃんとネットに接続できるので全く問題ありません。しかもSIMロック解除も可能です。

BUFFALO docomo ポータブルWiFiルーター DWR-PG 付属品

続いてデータ通信用の格安SIMを選びます。DWR-PG は docomo の SIM 指定なので、docomo系の格安SIMを使います。選択肢は山ほどありますが、今回は FREETEL のデータ通信SIMを選びました。プランは定額制と従量制の2種類あります。

freetel データ通信 格安SIM

プランは299円(ニクキュー)から使える従量制の「使った分だけ安心プラン」にしました。100MBまで299円、1GBまで499円、5GBまで1520円、10GBまで使っても2470円です。

https://www.freetel.jp/price/sim/

FREETEL SIM|料金・プラン|FREETEL(フリーテル)

センサーから温湿度データを飛ばすだけなので、通信量はそれほど必要ありません。ただ、実際に運用してみないと1ヶ月あたりの通信量がわからないので、従量制プランを選択しました。

この格安SIMは2700円で販売されてました。今回はお店で購入しましたが、FREETEL のサイトから入手することもできます。SIM のサイズが違うので、SIMチェンジャーも一緒に購入しました。

モバイルルーターに格安SIMを挿入

モバイルルーターとデータSIMが揃ったところで、実際にSIMを挿してセットアップしていきます。SIMを購入すると、SIMカードと設定方法の案内が同封されています。記載されているFREETEL の登録ページにアクセスして設定していきますが、不明な点があればその場でカスタマーサポートに電話することもできます。

FREETEL 格安sim データ通信

モバイルルーター DWR-PG の裏側を開けると、SIMスロットが現れます。ここにデータ通信SIMを挿入します。

モバイルルーター simスロット

SIMには種類があって、それぞれ大きさが異なります。今回店頭で購入したデータ通信SIMは MicroSIM でした。DWR-PG は通常サイズの SIM を使うので、変換アダプターで MicroSIM から 通常サイズの SIM に変換します。

MicroSIMからノーマルSIMに変換

SIM スロットのカバーが横から開くので、変換アダプターをつけたSIMを挿入します。

モバイルルーターにSIMを挿入

あとはSIMを奥まで差し込んでください。これでモバイルルーターの準備は完了です。

モバイルルーターにSIMを挿入

FREETEL SIM登録設定

次に記載されている「FREETEL SIMご利用登録ページ」にアクセスしてSIM情報を登録します。

FREETEL 格安sim登録

まずは購入したFREETEL SIMパッケージの種類を選びます。一番左の「使った分だけ安心プラン」を選択。

FREETEL SIM登録

ネットで購入(eSHOP)した場合は登録不要ですが、今回はパッケージ版SIMを購入したので、入力フォームから登録手続きのための情報を入力する必要があります。FREETELの利用は初めてなので、右の「会員IDをお持ちでない方」ボタンをクリックします。

FREETEL SIM登録 会員ID

続いて購入したパッケージの選択です。左のデータ通信専用「ブルー」をクリックします。

FREETEL SIM登録 パッケージ選択

「データSIMお申し込みフォーム」に名前や住所、支払い方法などを入力していきます。

FREETEL SIM登録 情報入力フォーム

SIMの情報「SIM製造番号」と「SIM電話番号」を入力します。これらの情報はSIMが付いていたカードの裏側に記載されています。入力が終わったら、下の「利用規約に同意して申し込む」をクリックしてください。

FREETEL SIM登録 SIM情報入力

この表示が出たらSIMの登録は完了です。

FREETEL SIM登録完了

モバイルルーター設定

あとはモバイルルーターの付属ソフトでAPNを設定すれば、インターネット接続が可能な状態になります。

まずはUSBでモバイルルーター DWR-PG をPCに接続してください。モバイルルーター内にある設定用の付属ソフト「DWR-PGランチャー」をインストールします。

BUFFALO DWR-PGランチャー

インストール後にダブルクリックして起動させます。「ソフトのインストール」を選択。

BUFFFALO DWR-PG セットアップ 

APNの設定だけなら、とりあえず「エアステーション設定ツール」をインストールすればOKです。

BUFFFALO DWR-PG 付属ソフトインストール

APNの設定は「エアステーション設定ツール」から行います。起動させて「次へ」をクリック。

BUFFALO エアステーション設定ツール起動

しばらくすると無線親機が表示されるので、該当の親機を選択して設定画面を開きます。ここで初期値のユーザー名とパスワードが表示されるので、控えておいて下さい。

BUFFALO 無線親機選択

BUFFALO エアステーション設定 パスワード

右上の「ログイン」をクリックして、初期値のユーザー名とパスワードを入力してください。

BUFFALO エアステーション設定

DWR-PG の設定画面が表示されました。ここからAPNの設定を行います。まずは画面左上にあるかんたん設定の「インターネット接続を行う(3G/HSPA)」をクリックします。

BUFFALO エアステーションAPN設定

モバイルルーターがSIMの状態を確認します。問題がなければ、APNの設定画面に移ります。ここでSIM設定方法の案内に記載されていた情報を入力していきます。接続方式は「他社プロバイダー」を選択、あとはAPN(接続先)、ユーザー名、パスワード、あとPINコードの初期値「0000」も忘れずに入力してください。

BUFFALO エアステーションAPN設定

設定情報をすべて入力したら接続テストを行います。「接続テストを行う」をクリックします。

BUFFALO エアステーション設定 接続テスト

この画面が出たら接続成功です。お疲れ様でした・・・

BUFFALO エアステーション設定 接続テスト成功

Internet:3G/HSPA の状態にアンテナが現れて、ネットワークは「NTT DOCOMO」と表示されています。SIMが認識され、DOCOMOの電波をちゃんと掴んでいるということですね。

BUFFALO エアステーション 接続状況

モバイルルーターと格安SIMでどこでもインターネット接続

マイコン温湿度計

今回はしいたけ工場に設置したマイコン温湿度計の通信用として、インターネット接続環境を整えました。最近話題のIoT(Internet of Things)を活用するためには、どうしてもインターネット接続が必要になります。

もちろん、新規で光などの固定回線を引くことも考えましたが、開通までに時間がかかるし回線工事も必要です。そこで、今回はモバイルルーターとデータ通信用の格安SIMという組み合わせで、インターネット接続を介して外から温度と湿度をチェックできる仕組みを導入しました。

マイコン温湿度計は今のところ何の問題もなく稼働しております。通信環境も良好です。いやぁ、外部から温度や湿度をモニタリングできるってすばらしいですねぇ・・・(^^)

モバイルルーターとデータ通信用の格安SIMという組み合わせは、初期費用が低く、月々のランニングコストもそれほどかかりません。また、よほどの山奥でない限り電波が入るので、設置場所に制約がないということも大きなメリットです。今回は新品のモバイルルーターを入手しましたが、中古もたくさん出回っています。さらに安く上げようと思えば、いくらでも方法はあります。

インターネット接続環境が必要だけど、通信容量や速度はほどほどでいいという用途であれば、今回紹介したモバイルルーターと格安SIMの利用がオススメです。

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