レーザードローンとバックパック型ライダーによる森林計測・解析セミナーに参加しました

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森林LiDARレーザー測量

株式会社光響様が開催された「レーザードローンとバックパック型ライダーの併用による森林計測・点群データ解析」実演セミナーに参加してきました。

初日はレーザードローンとバックパック型ライダーを使った森林のレーザー測量実演、2日目はソフトウエア(LiDAR360)による点群データ解析のデモが行われ、山いちばでは計測デモ用山林の場所提供という形で協力させていただきました。

ライダー(LIDAR)はレーザー反射を測定して、対象物までの距離や形状、性質を分析する技術のことです。広大な山林でも上空からレーザーを照射することで、あっという間に森林分布や山林資源の調査を行うことができます。

実際に飛行中のレーザードローンや背中に背負ったライダーから測量データが送られ、地形や森林分布のデータがリアルタイムで表示されるのを見ると、「未来の技術が今ここにある」という感じがします。いや、スゴイ技術です。

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レーザードローンとバックパック型ライダーによる森林計測

セミナーは2日間に渡って開催され、9月26日に京都市右京区京北の山林で森林計測のデモ、27日に京都市内でソフトウエアによるデータ解析デモが行われました。

森林計測セミナー

レーザードローンで森林計測

初日は大型のドローンにレーザーセンサーを搭載したレーザードローンと、LiDARシステムを背負ったバックパック型ライダーで、実際の森林を計測する実演デモが行われました。

こちらがレーザードローンです。10キロまで積めるDJIの大型ドローンに、Velodyne製レーザーセンサーやGPSアンテナを搭載しています。さすがにデカイですね。

レーザードローン

計測する山林全体をカバーするようにドローンの飛行経路を設定しておけば、あとは自動で森林や地形のデータを計測してくれます。

レーザードローン森林測量

レーザーセンサーから発射されるレーザーは、木の隙間を通り抜けて地表まで到達するため、Cm単位で地形や木の高さなどが測定できます。

単なる空撮ではここまで細かいデータ測定は不可能でしょう。レーザードローン技術がいかに優れているかがわかります。

バックパック型ライダーで森林計測

続いて、LiDARシステムを背負えるぐらいに小型化したバックパック型ライダーで、山林内を歩きながら立木の調査を行いました。

バックパック型ライダー

レーザーセンサーは横方向と縦方向で1つずつ装備され、全周360度の計測が可能です。

バックパック型ライダー

バックパック型ライダーは屋内でも使用可能で、ドローンが飛行できない市街地や、建物・構造物の中でもレーザー計測ができます。

また、レーザードローンだけでは不十分だった木の種類や太さなどのデータも、バックパック型ライダーを組み合わせて三次元データを統合することで、さらに精度の高い森林データ作成が可能になります。

ソフトウエア(LiDAR360)による点群データ解析

2日目はソフトウエア(LiDAR360)による点群データ解析のデモが行われました。初日に収集した測定データは、ソフトウエアによる解析によって具体的なイメージに変換されます。

LiDAR360による点群データ解析

レーザードローンとバックパック型ライダーのデータを結合すると、森林内の様子がさらに鮮明になります。立木一本一本の高さや太さまでデータ化されています。

LiDAR360 点群データ解析

さらに立木を除いた地表面だけの三次元データを作成したり、立木を着色してそれらしい画像に加工することもできます。

LiDAR360 点群データ解析

測定した点群データを様々な形でビジュアル化することで、森林資源調査だけでなく、土木工事や災害対策など、様々な分野で有効活用できます。

このソフトウエア(LiDAR360)は、カリフォルニアに本社を置くGreenValley International社が開発したものです。ライダー(Lidar)技術を中心に、3Dマッピングソリューション及びソフトウエアの開発・製造を行なっています。

会社リンク GreenValley International

ちなみに、レーザードローンとバックパック型ライダーを併用した今回の森林計測は、日本で初めてとのことです。

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ライダー(LIDAR)による山林調査の可能性

このシステムに使われているライダー(LIDAR)は、レーザー反射を測定して、対象物までの距離や形状、性質を分析する技術のことです。

人力で測定すると何日もかかるような山奥でも、レーザードローンで測定すれば、あっという間に森林分布や山林資源の調査を行うことができます。

山の調査はとかく危険がつきものです。山の中で重い測定機器を抱えて移動するのはとても困難ですが、空からレーザーで調査すれば一瞬で済みます。

今は人力によって山林資源調査が行われていますが、いずれはレーザードローンやバックパック型ライダーを使った調査に置き換わっていくでしょう。

山いちばも山林を扱う会社として、ライダー技術のさらなる発展に期待しています。

今回のセミナーで来日された GreenValley International 社のリアムさん、ケビンさん、リーさんです。

GreenValley International スタッフ

今回のセミナーを主催された株式会社光響様の動画です。実際にビジュアル化された解析データがよくわかるので、ぜひ一度ご覧ください。

株式会社光響様はレーザー関連製品の販売や技術開発を中心に、様々な事業を展開されています。レーザー光学情報やニュースサイトもありますよ。

会社リンク 株式会社光響 レーザー界のプラットフォーマー

最後になりましたが、今回お声掛けいただきました株式会社光響の亀井様と石川様には御礼申し上げます。

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