LINE@のアカウントにメンバーを追加して、複数人でアカウントを運用する方法をご紹介します。
LINE@を運用する際は、問い合わせなどのメッセージ対応と投稿記事の作成を別々にして、役割を分担したほうが効率的です。そこで必要になるのがアカウントの複数人運用です。
アカウントにログインできる管理者やメンバーは、フリープランだと20名まで、ベーシックとプロプランは100名まで可能なので、他のスタッフや外注さんにも管理者やメンバーのログイン権限を与えて、アカウント運営に協力してもらうことができます。
なお、スマホのLINE@アプリからメンバーを追加すると、全員が「運用担当者」となり、メンバー管理以外の機能は全て扱えるようになります。
メンバーの役割に応じてログイン権限を変更するときは、LINE@のPC版「LINE@MANAGER」を使ってください。アカウントにログインできる権限は4種類あります。
LINE@は2020年1月14日までにサービス移行が行われていない場合、順次LINE公式アカウントに強制移行となります。サービス内容が大幅に向上し、特に難しい作業や手続きも不要なので、早めにLINE公式アカウントへ移行しましょう。

LINE@のアカウントは複数作成することが可能です。以下の記事を参照してください。

LINE@ アカウントにメンバーを追加
では、アカウントにメンバーを追加してみましょう。まずはアカウント管理画面の「メンバー・アカウント管理」から「メンバーの管理」に進みます。
メンバーの管理から「メンバー」をタップし、メンバー一覧の「+ メンバーの追加」に進みます。
メンバーの追加方法は3種類ありますが、今回は「LINEで招待メッセージを送る」方法でメンバーを追加します。もちろん、追加用のQRコードやLINE@アカウントから追加してもOKです。
「送信先を選択」が表示されるので、送信先の友だちを選び、右上の「送信」をタップします。友だちは一度に複数選択することもできます。
「メッセージとして送信」をタップすると、相手に招待メッセージが届きます。
LINE@ メンバー参加リクエストの承認
続いてメンバー参加リクエストの承認です。事前にスマホ用のLINE@アプリをインストールしておいてください。
送られてきたメッセージ内のURLをタップするとリクエスト承認画面に移るので、「リクエストを承認する」をタップしてください。
「メンバーに追加されました。いますぐLINEアプリを起動しますか?」という確認が表示されます。「OK」をタップするとLINE@が起動するので、「始める」で先に進みます。
LINE@の認証画面で「同意する」をタップすると、アカウントにメンバーとして追加されます。
LINE@MANAGERでメンバー追加
続いてLINE@のPC版「LINE@MANAGER」からメンバーを追加してみます。こちらを使うと、メンバーごとにアカウントのログイン権限を設定することができます。
まずはLINE@MANAGERからアカウントにログインしてください。
LINE@MANAGERは以下からログインできます。
LINE@MANAGER LINE@MANAGER ログイン
初めてログインするPCやブラウザの場合は、本人確認が必要です。表示された認証番号をスマホのLINEに入力して、本人確認を行ってください。
ログインしたら、管理画面左側のメニューから「アカウント情報」→「ログインユーザー管理」に進みます。
「ログインユーザー管理」の一番下に「ログインユーザーの追加」があるので、ログイン権限の種類を選んで「認証用URL発行」をクリックすると、下に認証用URLが表示されます。
このURLをメールやPC版LINEで追加したいメンバーに送って承認してもらえばOKです。
受け取った側は認証用のURLにアクセスして、LINEのメールアドレスとパスワードを入力すると、管理画面にログインできるようになります。
ログイン権限の選択と変更
LINE@のアカウントにログインできる権限は4種類あり、権限の選択はLINE@MANAGERのみで行えます。
権限は最初にアカウントを設定する「管理者」の他に「運用担当者」が3種あり、メンバー管理以外は管理者と同等の権限を持つ「運用担当者」、配信権限のない運用担当者、統計閲覧ができない運用担当者となります。
スマホのLINE@アプリからメンバーを追加すると、全員が「運用担当者」になるので、別の権限を選択するときはLINE@MANAGERを使ってください。
あと、メンバーの権限を途中で変更する場合は、一度メンバーを削除してから権限を変更して、再度同じメンバーを追加する必要があります。
会社や店舗でLINE@アカウントを運用するなら、複数人で協力したほうが効率的です。作業や役割に応じてスマホアプリとLINE@MANAGERを使いわけて、LINE@を上手に運用してください。