PC(パソコン)版LINEの通話や画面共有の使い方をご紹介します。
PC版LINEの使い方はスマホ版LINEとほぼ同様で、LINEの無料通話やビデオ通話、トークの他に、友だちの追加や管理、グループ作成、アルバムの作成も可能です。
また、PC版LINEはZoomやGoogle Meetと同じように画面を共有したり、資料やウェブサイト、YouTube動画を共有できるので、ビジネス会議やプレゼンテーションなどにも使えます。
PC版LINEを使うためには、事前にPC用のアプリをインストールしてログインする必要があります。ダウンロードとインストール方法は以下の記事をご覧ください。
参考記事 PC(パソコン)版LINEのダウンロードとインストール方法
PC(パソコン)版LINEのログイン方法と、ウェブからログインできない場合の対処法は以下で解説しています。
参考記事 PC(パソコン)版LINEのログイン方法とウェブからログインできない場合
PC(パソコン)版LINEの使い方
PC版LINEはトークや通話機能をはじめ、友だちの追加や管理、ファイルの送信、アルバムやノートの作成、グループ作成、タイムラインへの投稿など、スマホ版LINEとほぼ同じ機能が使えます。
長文のやりとりやファイルの送受信、大量の写真や動画のアップロード・ダウンロードは、画面が広くてキーボードとマウスが使えるPC版LINEのほうが便利です。
メニューは左側にあり、ここから各機能への切り替えや設定を行います。
PCからログインするとトーク履歴が同期されるので、スマホのLINEアプリと同じ状態で使えます。
トークでメッセージを送る
続いてトークからメッセージや写真、ファイルを送受信してみます。PC版LINEを起動すると、トークの内容がスマホと同期されてメッセージのやりとりができます。
左メニューから「トーク」を選択して、トークルームをクリックするとトークの内容が表示されます。メッセージは右下の入力欄から送信します。
スタンプや絵文字の入力は、入力欄左上の絵文字マークをクリックすると別ウィンドウが開くので、ここから選択します。
PC版LINEにデータを取り込むため、初回起動時のみ絵文字やスタンプをまとめてダウンロードしておきましょう。
PC版LINEの改行方法
PC版LINEでトークを改行するときは「Shift」+「Enter」を使います。
PC版LINEは改行のつもりでEnterキーを押すと、改行せずにメッセージを送信してしまいます。
トークで文字を入力していると、改行と送信をよく間違えるので、気になる方はPC版LINEの改行設定を変更しておきましょう。
改行の設定を変更する
Enterキーを送信から改行に変更する設定ですが、まず左下のメニュー「・・・」から設定に進みます。
設定から「トーク」を選択して、送信方法を「Enter」から「Alt + Enter」に変更します。
これでEnterキーのみで改行できるようになりました。メッセージの送信は「Alt + Enter」に変わったので、間違えて送信することもなくなります。
写真や動画・ファイルの送受信
トーク画面で写真や動画・ファイルを送受信することができます。入力フォーム上のクリップマークが「ファイル送信」で、ここをクリックして送信するファイルを選択すれがOKです。
また、ファイルは複数選択が可能です。写真を複数送信すると分割で表示されます。
PC版LINEならではの機能として、トークルームにファイルをそのままドラッグ&ドロップするだけで送信できます。写真や動画はドラッグ&ドロップでまとめて送りましょう。
もちろん、wordやexcel、pdfなどのドキュメントファイルも、ドラッグ&ドロップでまとめて送信できます。スマホとPCでファイルをやりとりする時に便利ですよ。
アップロードされたファイルはこのように並びます。アップロード済ファイルは1週間の有効期限があり、これを過ぎるとファイルを開いたり、ダウンロードができなくなります。
ファイルをクリックするとPCに保存されて、そのまま開くことができます。Windowsの場合、ファイルはPC内の「ダウンロード」フォルダに保存されます。
受信したファイルのダウンロードや保存は、スマホよりPC版LINEのほうが簡単です。
PC版LINEから無料通話
PC版LINEはマイク付きのウェブカメラが接続されていれば、無料の音声通話やビデオ通話も可能です。ノートPCなら内蔵のインカメラが使えます。
音声通話は、まず通話相手の友だちのトークルームを開き、メッセージ欄右上にある「無料通話」の受話器マークをクリックしてください。
「●●●●と音声通話しますか?」と表示されるので「確認」をクリックします。
呼び出し中の画面が表示されるので、しばらく待ちましょう。
スマホのLINEアプリと同じように、無料通話中はマイクをミュートしたり、スピーカーホン、ビデオ動画に切り替えることができます。
友だちの追加と管理
PC版LINEで友だちを追加する方法は、ID検索、電話番号検索、QRコードの3種類あります。
また、左メニュー内の「友だち」をクリックすると、現在の友だちとグループ一覧が表示されます。
個別の友だちかグループをクリックすると、トークが表示されます。
友だちかグループを右クリックするとメニューが表示されて、各種操作が可能になります。
PC版LINEの友だち追加や削除、グループ管理の方法は、以下の記事をご参照ください。
友だち追加や管理 PC版LINE 友だち追加や管理方法
パソコン画面を共有
PC版LINEでは、ビデオ通話中にパソコンの画面を共有することができます。
パソコン画面の共有は、ビデオ通話中に「画面シェア」→「自分の画面」をクリックして、共有したい画面やアプリを選んで「シェア」してください。
また、画面共有だけでなく、PDF文書や各種ドキュメント、アプリ、YouTube動画、ウェブサイト等を共有しながらビデオ会議ができるので、ビジネス会議やプレゼンにも使えます。
以下の記事で、PC(パソコン)版LINEの音声通話とビデオ通話の使い方、画面共有の方法を詳しく紹介しています。よかったらご覧ください。
参考記事 PC(パソコン)版LINE 音声通話とビデオ通話の使い方
PC(パソコン)版LINEとは
LINEにはスマホのLINEをパソコンで操作できるPC版があり、OSやブラウザに合わせてWindows用、Mac用、Chrome用の3種から選んでインストールできます。
使い方はスマホアプリとほぼ同様で、LINEの無料通話やトークはもちろん、友だちの追加やグループ作成、アルバムの作成も可能です。
LINEで動画の編集や写真の加工をするときは、スマホよりPCの方が使いやすいし、仕事でLINEグループやLINE公式アカウントを運用するなら、PC版LINEをインストールしておくと便利です。
また、外出時はスマホ版LINE、仕事中はPC版LINEを使い分けると仕事が捗りますよ。
スマホ版LINEとPC版LINEが自動で同期
iPhoneやAndroidスマホのLINEと、PC版LINEは同じアカウントでログインすると、トーク履歴やメッセージの既読、友だちリストなどのデータが自動的に同期されます。
PC版から送ったトーク履歴や、メッセージの既読もほぼリアルタイムで同期されるので、PC版とスマホアプリの両方とも同じ状態で利用できます。
PCかスマホのLINEがトラブルで使えなくなった場合でも、バックアップの代わりになります。
PC版LINEでは新規登録できない
PC版LINEではアカウントの新規登録ができないので注意してください。
以前はPCと電話番号があればアカウントを作成できましたが、2020年5月のアップデートによって、PC版LINEから新規登録ができなくなりました。
PC版LINEを利用するなら、事前にスマホでLINEアカウントを作成しておきましょう。
LINEはスマホよりPC版がおすすめ
最近はスマホで写真や動画を扱う機会が増えました。仕事で使うことも多いので、スマホで撮った写真や動画はPCに取り込んで編集しないといけません。
ただし、大容量のファイルをスマホから送る場合は、方法を考える必要があります。
自分のスマホで撮った動画は自分のPCにつないで取り込めますが、他人のスマホから送ってもらう場合は、スマホアプリ版ギガファイル便のようなファイル転送サービスを使わないといけません。
スマホで撮った写真や動画を送信するのって、結構めんどくさいですよね。でも、PC版LINEを使うと簡単に大容量の写真や動画をやりとりできます。
容量は1GBまで可能なので、よほど大きいサイズでない限り、LINEだけでやりとりが可能です。
また、LINEで仕事の打ち合わせをしたり、LINEグループを複数運用している場合は、外出時はスマホ、仕事中はPCという使い方ができます。キーボードの方が文字入力も早いし、写真や動画、ドキュメントファイルのやりとりも簡単です。
トークだけでなくファイルの送受信にも便利なので、ぜひ仕事でPC版LINEを活用してください。
PC版LINEを使うためには、事前にPC用のアプリをインストールしてログインする必要があります。ダウンロードとインストール方法は以下の記事をご覧ください。
参考記事 PC(パソコン)版LINEのダウンロードとインストール方法
PC(パソコン)版LINEのログイン方法と、ウェブからログインできない場合の対処法は以下で解説しています。