カラフルなデザインQRコードが作れるウェブサービス「Unitag」をご紹介します。
スマホからQRコードで自社サイトにアクセスしてもらう場合は、白黒よりカラフルなQRコードの方が目立ちますよね。UnitagはおしゃれでかっこいいデザインQRコードを簡単に作成できるので、スマホからのアクセスを増やすことができます。
この記事では、一般的な白黒のQRコードと、デザインQRコードの作成方法をご紹介します。
ちなみに、上の画像はUnitagで作ったいわしブログのQRコードです。色やデザインは違いますが、どちらも同じURLから作成しました。読み取りできるか試してみて下さい。
QRコードは簡単に作れる
ウインドミルはホームページ制作や動画制作が本業ですが、デザインの仕事もしています。
主に企業向けチラシやパンフレットを制作していますが、大抵は自前のホームページがある会社なので、そのURLを掲載することが多いです。
最近はホームページのURLをQRコードにして、チラシやパンフレットに載せることが多くなりました。スマホで検索したりURLを打ち込むのは面倒ですが、QRコードはスマホのカメラで撮影するだけでアクセスできるので、サイトに訪問してもらいやすくなります。
QRコードって作るのが難しそうですが、実はとっても簡単です。「QRコード作成」で検索すれば、無料で作成できるウェブサービスがたくさん出てきます。
ちなみに、QRコードは自動車部品大手デンソーのグループ企業、デンソーウェーブ社が1994年に発表した二次元バーコードの規格で、ISOやJISによる規格が制定されています。
PCやモバイルではURL用が一般的ですが、地図や電話番号でもQRコードが作れます。
無料ウェブサービスでQRコードを作成する
では、いわしブログのURLからQRコードを作ってみましょう。いつも使っているQRコード作成サイトはこちらです。一般的な白黒のQRコードを無料で作成することができます。
まずは、先ほどのサイトへ行って「QRコードを作成する文字列」に、いわしブログのアドレス https://wind-mill.co.jp/iwashiblog/ を入力します。
そして、「上記内容でQRコードを作成する」ボタンを押すと・・・
はい、たったこれだけでQRコードが完成しました。QRコードが読み込めるスマホやアプリを使って、いわしブログが表示されるか試してみてください。
QRコードの色や背景を変更する
さらに、QRコードの色を変更したり、背景に文字やイラストを入れることもできます。まずは、コードと背景色を変更してみましょう。
「QRコードの色」の右側にある「説明&変更」ボタンをクリック。
下の「カラーパレットから選択」で前景色または背景色を選んで、色見本から好みの色をピックアップします。選んだ色はプレビューで確認できます。
「これで確定!」を押すとQRコードの色が変更できます。右側の「直接色指定」では、カラーコードを数字で直接入力することができます。
文字の重ね合わせや画像の挿入も同様の手順で可能です。ただし、遊びが過ぎるとQRコードが読み込めなくなってしまうので、ちゃんと読み込めるかどうか確認しながら作業してください。
あとは完成した画像をコピーして、お好きなところに貼り付けてください。いわしは名刺にブログのQRコードを貼り付けています。
デザインQRコードが作成できるウェブサービス
さて、QRコードは簡単に作成できることがわかった・・・でも、白黒ドットのQRコードじゃ何か物足りないという方は、写真やロゴ入りのデザインQRコードが作成できるウェブサービスはいかがでしょうか?
サンプルで掲載されているQRコードは「こんなの読めるのか?」と思うようなものばかりです。
デザインQRコード フォーマットの選択とURLの入力
それではUnitagを使って、いわしブログのアドレスでQRコードを作成してみましょう。Unitagは以下からアクセスしてください。
まずはStep1から。「Choose the format of your QR Code」とあるので、左側の「QR Code type」からフォーマットを選択します。ブログのURLなら「Weblink」ですね。
「Website link」にURLを入力して、「Confirm」をクリックします。
さっそく14種類のQRコードがプレビューで確認できます。「こんなので読めるのか?」と思ってスマホを向けてみると、ちゃんといわしブログへ飛んで行きました。
これも読めるとは思えませんが、大丈夫でした。何かよくわからんけどスゲェなぁ・・・
デザインQRコード 色やロゴ、目の形状の選択
続いてStep2です。「Customize the QR Code as you wish」とあるので、サイト左下「Customizations」から順に色やロゴを選択します。
まずは「Templates」でQRコードを14種類のテンプレートから選びます。
右側のテンプレートをクリックすると、プレビューでQRコードが確認できます。
「Colors」でQRコードの色を選択します。QRコードの色は単色だけでなく、オーバーレイやグラデーションも選択できます。
色に限らず、各項目の操作方法は感覚的に理解できるので、変更はとても簡単です。
「Look」でQRコードのドット形状と位置合わせ用の目を選択します。通常の四角ドットだけではなく、矢型や丸ドットも選べます。位置合わせ用の目も多数ありますね。
「Logo」で画像をQRコードに埋め込みます。画像の位置や大きさも「Manual positioning」で変更できますが、画像が目に被ったり、大き過ぎると読み取れなくなります。
QRコードに画像を埋め込んでみました。いわしブログのQRコードなので、画像は「いわし」です。鰯の頭も信心から・・・(^_^;
「Eyes」で目の色が変更できます。それぞれ3方の中と外まで色が指定できるとは、なかなか芸が細かい。QRコードにアクセントを付けたいときはいいかもしれません。
「Options」でQRコードの背景色、影の有無、誤り訂正レベルが変更できます。
背景色を選択した時に、ドットの前景色と近い場合はQRコードが読み取りにくくなるので、このように警告してくれます。これまた芸が細かいなぁ・・・
デザインQRコード 完成したQRコードの取得
最後はStep3、「Download and share your QR Code」です。完成したQRコードは「Download」ボタンを押してゲットしましょう。
これが完成したいわしブログオリジナルのQRコードです。読み取りもバッチリOK。
こんなQRコードがあると楽しくなっちゃいますね。とはいえ、これだけぶっ飛んでると、何かのデザインと勘違いされてQRコードとは思ってもらえないかもしれませんけど・・・ちゃんと「QRコード」って書いておかないとなぁ (^_^;
QRコードの活用事例
デザインQRコードが作成できるウェブサービス「Unitag」のQRコード活用事例をご紹介します。
グランフロント大阪北館6階ウメキタフロアにて開催中の「TAISUKE WORLD 衣笠泰介作品展」では、カラフルなQRコードが設置されていて、スキャンすると展示に関係のあるウェブサイトや動画へ飛べるようになっています。
これらのデザインQRコードはすべてUnitagのQR Code generatorで制作されたものです。QRコードの模様や四隅の目はそれぞれ違っていて、中にはアクセントの画像が入っています。
QRコード活用事例の詳細は、以下の記事をご覧ください。
