ウェブマーケティングとは、インターネットを活用して集客を行うためのマーケティング手法で、ウェブ広告やブログ、アプリ、SNSなどを用いて、効率的な広告宣伝や集客ができます。
ウェブマーケティングを活用する大きなメリットは、サイトのアクセスに関するデータや費用対効果をすべて数字で把握できる点にあります。
新聞や雑誌、パンフレットといった紙媒体や、テレビやラジオなどのメディアでは、マーケティングの成果を数字で見ることができませんが、ウェブマーケティングはどれだけの人がいつどこで何を見たのか、さらに滞在率や注目されたコンテンツまで、すべて数字で把握することができます。
そのため、施策の改善や迅速な経営判断が可能となり、費用対効果の高い手法に集中することで、少額でも大きな成果を生み出すことができます。
既存のメディアや媒体が効果を失いつつある中、インターネットを活用した広告宣伝や集客の手法として、ウェブマーケティングの重要性が高まっています。
限られた予算の中で効果的なマーケティング手法を選ぶ必要がある中小企業やスタートアップ企業こそ、ウェブマーケティングを積極的に活用すべきです。
コンテンツマーケティング
インターネットの集客は、ホームページやブログに高品質の記事を追加することでアクセスを伸ばしていく「コンテンツマーケティング」が効果的です。
ウインドミルでは、自社で運営する「いわしブログ」で積み重ねたコンテンツ作成やSEOのノウハウを生かし、コンテンツマーケティング用の記事作成を行っています。
コンテンツマーケティングは、ただ闇雲に記事を追加するだけではうまくいきません。潜在顧客が求める情報を、検索上位に表示されやすい形で発信することが大切です。
コンテンツを作成する際は、まず必要な情報を収集することから始めます。その業種やサービスでよく使われる検索キーワードを分析して、サイト全体の青写真を作成し、独自性が高く有益なコンテンツを追加していきます。
成果が見えるまで半年~1年はかかる大変な作業ですが、コンテンツマーケティングによる集客力は絶大で、新規問い合わせのほとんどがインターネット経由というお客様もおられます。
また、検索上位の記事と広告を組み合わせれば、さらなる集客効率の向上が見込めます。
ウェブ広告の活用
インターネット広告は、FacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアに表示される広告をはじめ、Googleの検索結果に表示されるリスティング広告や、ブログや情報サイトなどに配信されるディスプレイ広告、YouTube広告など、様々な種類があります。
SEOだけでは上位表示できないような検索キーワードでも、ウェブ広告を使えばいつでも上位表示が可能です。広告からの流入に特化したランディングページを組み合わせて、問い合わせや成約件数を増加させましょう。
ウインドミルではGoogle広告をメインとして、アカウントの開設や初期設定から、キーワードの選び方、広告費用の配分、表示回数やクリック率の分析など、インターネット広告の運用に必要な作業をお手伝いします。
Google広告は少額の予算で始めることが可能です。広告表示されても費用はかからず、クリックされると課金される仕組みなので、あらかじめ1日あたりの予算を設定しておけば、それ以上の料金は発生しません。
Google広告はキーワードごとに単価が異なり、競争の激しいジャンルでは1クリックあたり1000円を超える場合もあります。Google広告が提供するキーワードプランナーなどのツールを使って、事前に費用対効果を調べることができます。
さらに、インターネットの活用が進んでいない業種や商品の場合は、インターネット上のライバルがほとんど不在ということになるため、Google広告が絶大な効果を発揮する場合もあります。
表示される広告文やキャッチフレーズによってクリック率が大きく変わるため、検証と修正を繰り返して、独自のノウハウを積み上げることが大切です。
ホームページにはたくさんの流入経路が必要です。検索エンジンやソーシャルメディアだけではアクセスが不足するような場合でも、Google広告を使えばホームページのアクセスを確実に増やすことができます。
ランディングページで広告の成約率を上げる
ウェブ広告を使って問い合わせや成約件数を増加させるためには、その受け皿となる専用の「ランディングページ」が必要です。
ランディングページはウェブ広告をクリックした時に表示させるための専用ページで、略してLPと呼ばれることもあります。広告の効果を最大限に高めるため、余計なメニューは作らず、1枚の長いページで特徴やメリットをアピールします。
どんなビジネスに限らず、売上を上げるには顧客のニーズに合わせた接客やマーケティングが重要です。その接客やマーケティングの役割を担うのがランディングページです。ウェブ広告の成功はランディングページの出来栄えに掛かっていると言っても過言ではありません。
広告から流入があっても、受け皿が悪いと成果にはつながりません。広告の分析だけでなく、ランディングページも常に改善する必要があります。一例として、ランディングページの構成を見直すだけで、問い合わせが数倍になったという事例もあります。
ランディングページは販売する商品やサービスによって様々な種類があり、ページ全体の構成だけでなく、文章の表現やボタンの位置、テキストの大きさ、画像の使い方など、細かい運用ノウハウがあります。
訪問者が知りたい情報を確実に伝えて、商品やサービスの特徴、メリットをアピールし、最後に納得してもらうことがよいランディングページの条件です。そのためにはページの内容や項目の順序を十分に考えないといけません。
ランディングページの改善はLPO(Landing Page Optimization、ランディングページ最適化)とも呼ばれ、アクセス数やキーワードの分析だけでなく、訪問者の動きやクリックした場所、関心の高い部分を可視化できるヒートマップの活用が効果的です。
最近はスマートフォンからの流入が増えているので、ランディングページのデザインもスマホに対応させることが必要です。