カブのメーター球をLEDに交換する

カブのメーターランプをLEDに交換

カブのスピードメーターを照らすメーター球を電球からLEDに交換しました。

メーターパネルのランプは消耗品なので、球切れして点灯しなくなったら交換する必要があります。今回は球切れを機に、もともと電球だったメーターランプをLEDに交換しています。

メーター球を交換する作業時間は1時間もかかりません。慣れれば30分程度で終わります。

この記事ではC50型リトルカブのメーター球を交換していますが、同年式のスーパーカブやプレスカブも同じ口金(BA7s)のメーター球を使うので、交換方法はほぼ同じです。

あと、カブのメーター球は年式によって異なり、BA7sではなくT10ウェッジを使う場合もあります。事前に調べて自分のカブに合ったランプを選んでください。

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メーターランプがつかないと違反

カブのメーターパネルを照らすメーターランプが切れて、スピードメーターが真っ暗になりました。メーターランプ点灯と切れた状態を並べてみるとよくわかりますね。

カブ メーターランプつかない
カブのメーターランプをLEDに交換

メーターランプがつかなくても普通に走れますが、ランプが切れたまま走行すると「整備不良尾灯等違反」になるので、すぐメーター球を交換しましょう。

メーターランプ切れは道路交通法第63条(車両の検査等)に該当し、警察官は整備不良にあたる車を停止させ、修理及び整備を求めることができるとあります。

これに違反すると、二輪の反則金6000円(原付は5000円)、違反点数1点が課されます。

メーターランプ用電球とLED

メーターランプ用の電球とLEDです。カブのメーター球は指でつまめるぐらい小さいので、交換の際は落とさないように注意してください。

今回はどちらにも交換できるように、電球とLEDの両方を購入しました。

カブのメーター球とLED

こちらはメーターランプに使える小型のLEDです。Amazonで購入したのは「まめ電(MAMEDEN) BA7s ホワイト LED」です。

口金はBA7s型で、電圧は12V、LEDの色はホワイトです。ガラスバルブを使ったメーター球とは違い、LEDがむき出しになっています。

価格重視の方はこちら、同じ口金のLEDですが、ほぼ半額で購入できます。

メーターランプは安い電球でいいやという方は、通常のパネル球に交換しましょう。

上記のメーターランプの口金はすべてBA7sです。T10ウェッジのランプをお探しの方はご注意を。

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メーター球交換 ヘッドライトを外す

では、カブのメーター球を交換してみましょう。メーター球はメーターパネルの裏側から取り付けるので、ヘッドライトを外す必要があります。

ヘッドライト正面から見て、4時と8時の位置に取付ネジがあります。プラスドライバーでネジを外しましょう。

カブのヘッドライト取り外し

ライトリム上部のツメでライトが固定されるようになっているので、斜め下に引き出すような感じでツメを外してください。6時の位置にあるボルトは光軸調整用なので関係ありません。

ヘッドライトを外すと、中の配線やメーターパネルの裏側が見えました。

カブのヘッドライト内部

配線が邪魔で、メーターパネル裏側まで手が届きません。これではメーター球の交換ができないので、ハンドル上部のアッパーカバーも取り外すことにします。

メーターパネル裏側

アッパーカバーを外す

リトルカブのアッパーカバー取り付けネジは左右2か所ずつ、計4か所あります。

カブ アッパーカバー取り付けネジ

ネジはウィンカーの下とキーシリンダーの上にあるので、ドライバーで取り外してください。

カブ アッパーカバー取り外し

ネジを取り外したら、アッパーカバーの固定ツメを外していきます。正面側はヘッドライト横、ウインカー横にツメがあります。

カブのアッパーカバーを外す

アッパーカバー後方のツメは3か所あります。マイナスドライバーを使うと外しやすくなりますが、無理な力を加えるとツメが折れるので注意してください。

カブのアッパーカバーを外す

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メーター球の取り外し

アッパーカバーを外すと、メーターパネル裏側にアプローチできます。メーター球はニュートラルランプとウインカーランプの後ろにあります。

メーター球の位置

横から見るとわかりますが、付け根のr型金具が凸部分に引っかかっていますね。金具を上に押し込んで少し左に回すと、メーター球が外れます。

メーター球の取り外し

メーターパネルからメーター球を外した状態です。とても小さな電球なので、落とさないように注意してください。

カブ メーター球を外した

メーター球をLEDに交換

メーター球を押し込んで左に回すと、ソケットから引き出すことができます。続いて、用意したLEDをソケットに取り付けます。テストでエンジンをかけたらちゃんと点灯しました。

メーター球をLEDに交換

あとはソケットをメーターパネルに取り付けてください。これでメーター球の交換は完了です。

メーターパネルにLED取り付け

メーター球をLEDに交換すると、メーターパネルが少し明るくなりました。

カブのメーターランプをLEDに交換

メーターパネルのランプは消耗品なので、球切れしたら交換しないといけませんが、メーター球をLEDにすると、交換時期を大幅に伸ばすことができるので便利ですよ。

作業時間も慣れれば1時間ほどなので、ぜひメーター球のLED化にチャレンジしてください。

他にも、メーターパネルのニュートラルランプやウィンカーランプをLED化できるキットも販売されています。興味があれば探してください。

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