Amazonで購入した青色LEDテープライトを自分で取り付けたので、その方法をご紹介します。
用意するものは青色LEDテープライトの他に、電源用のACアダプターがあればOKです。長さの調節はハサミで切るだけ、切断せずにそのまま使うのであれば、ハンダ付けなどの加工も不要です。
以前に施設内の照明用として白色LEDテープライトを導入しているので、今回も同じ要領で取り付け作業を行っています。以下の記事でLEDテープライト取り付け作業を紹介しています。

青色LEDを取り付ける目的は、農業の実験に使うためです。青色光はきのこ栽培に有効と言われており、実際にしいたけ菌床へ照射するため、amazonで青色LEDテープライトを購入して、しいたけ栽培施設に取り付けてみました。
今回購入した青色LEDテープライトは元々車の装飾用ですが、防水仕様なので湿気の多い場所や屋外の畑でも大丈夫です。もちろん、しいたけ栽培施設でも問題なく使えます。
LEDテープライトは自由に折り曲げて好きなところで切断できるし、取り付けも簡単です。防犯用の照明や屋外装飾、ディスプレイなど、様々な用途に使えますよ。
LEDテープライトの特徴
LEDテープライトはたくさんの種類があり、照明用の白色LEDを始め、赤色や青色、緑色など、様々な色のバリエーションがあります。価格も手頃で、amazonや楽天を見ると1000円から2000円ほどで販売されています。
以前に照明用として白色LEDテープライトを導入しましたが、今回はしいたけの収量を増やしたり、サイズを大きくする効果があると言われる青色光を照射するため、青色LEDテープライトをしいたけ栽培施設に取り付けました。
一つひとつのLEDは小さいのですが、高輝度LEDを数センチ幅で並べたLEDテープライトは明るいだけでなく、省エネで長寿命というメリットもあります。
また、軽くて柔軟性があるので、配線や施工も簡単で、場所を選ばず取り付けが可能です。天井の梁をまたいだり、照明器具が使えない隅や角の部分でも、折り曲げれば問題ありません。
少し割高ですが、防水のLEDテープライトを使えば、屋外や湿気の多い場所でも利用可能です。
青色LEDテープをAmazonで購入
今回Amazonで購入した青色LEDテープは、白ベースIP65防水対応のものです。しいたけ栽培施設内は湿度が高いので、防水は必須です。
元々車の装飾用として販売されていますが、照明はもちろん、農業の実験用にも使えます。日本語の説明書が付いているので安心ですね。
この青色LEDは白ベースと黒ベースがあり、照明用には光が拡散する白ベースが向いています。あと、ACアダプターも一つ買いました。
ACアダプターは汎用の12Vであれば何でもOKですが、今回はLEDテープライトを2本取り付けるので、アンペア数が大きめの6Aを選択しています。
青色LEDテープライトの取り付け
LEDライトの取り付けは以前と同じ要領で行いました。配線はACアダプター接続用の変換アダプターを取り付け、柱への取り付けはLEDテープを両側から挟むようにネジで固定しています。
屋外や水気のある場所で使う場合は、配線の接続部にビニールテープを巻いておきましょう。
LEDテープは軽くて柔軟性があるので、取り付け場所の制約はほとんどありません。壁や柱であれば付属の両面テープで貼り付ければOKです。
とりあえず施設の半分だけ、青色LEDの光をしいたけに当てて実験します。
LEDの調光が必要であれば、LEDディマーを使ってもよいでしょう。点灯用のスイッチ代わりにもなります。
きのこと青色LED光の関係
きのこ類の生育と青色LEDとの関連性については、独立行政法人 森林総合研究所や、徳島県立農林水産総合技術支援センターなどで様々な研究が行われており、熟成期間中の菌床しいたけに青色LEDを照射すると、発生重量が増え、サイズが大きくなるという研究報告があります。
また、熟成期間中ではなく、しいたけ発生時の青色LED照射も有効とのことなので、実際に試してみることにしました。可能であれば、照射時間や光量などの条件も変えて実験したいですね。
参考記事 きのこ栽培への LED の利用
どんな結果になるかわかりませんが、まあ、とりあえずやってみます。
青い光に照らされたしいたけの菌床です。ちょっと不気味な感じですねぇ・・・さて、どんな結果がでるやら (^^;
照明用として導入した白色LEDライトの取付作業は、以下の記事で紹介しています。激安LEDテープライトの比較もあるので、ぜひご参照ください。

しいたけ栽培に関する記事はこちらをご覧ください。しいたけ栽培施設を自らの手で作り、試行錯誤しながら栽培方法を学んだ時の記録です。
