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RICOH THETAの画像をtheta360にアップロードして埋め込む方法

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ricoh theta

周囲360度をワンショットで撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」の画像を theta360.com にアップロードして、ウェブサイトやブログに埋め込む方法を解説します。

THETA で撮影した全天球イメージはJPG形式の画像なのですが、ウェブサイトやブログに全天球イメージをそのまま貼り付けても360度表示されません。それに対応したビューワーが必要です。

360度画像の埋め込みはいくつか方法があり、WordPressには360度画像を表示できるプラグインもありますが、RICOH THETA の専用サイト theta360.com にアップロードして、そこから埋め込み用のHTMLコードを取得する方法が一番簡単なので、その方法をご紹介します。

THETAは動画の撮影も可能ですが、こちらはYouTubeにアップすれば公開できます。動画の埋め込みもYouTubeのコードを使えば簡単なので、こちらをオススメします。

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全天球カメラ RICOH THETA

RICOH THETA は周囲360度の空間をワンショットで撮影できる全天球カメラです。

平面を切り取る通常のカメラとは違い、1回の撮影で上下左右、「360°すべての空間を収める」全天球イメージを撮影できるので、まるでその場にいるかのような、臨場感溢れる体験が可能になります・・・と、文章で書いてもわからないと思うので、実際の全天球イメージを見てみましょう。

theta360.com で公開されているサンプル画像からコードを取得して貼り付けました。画像をつまむと上下左右にグリグリ動かすことができます。

The Painted Hall at The Old Royal Naval College in United Kingdom – Spherical Image – RICOH THETA

どうですか?ただの平面画像とは違って、まるでその場にいるような気がするでしょ?

説明によると、画像の場所は「The Painted Hall at The Old Royal Naval College in United Kingdom」となってます。英国屈指の名建築、旧王立海軍大学内部の荘厳な雰囲気が伝わってきますね。

ではもう一枚、THETA を使って自分で撮影したものを貼り付けてみます。

RICOH thetaで撮影した画像のテスト投稿です。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

今回はとある施設の内部を撮影したのですが、普通のカメラでは再現できない臨場感のある写真になりました。まるでその部屋から周囲を見渡しているような感じです。他にも街の雑踏や旅の風景、イベントの様子など、自分のアイデア一つで楽しい写真がたくさん撮れますよ。

それにしても、裏表のレンズ2つだけで、上から下まで360度の撮影や、長時間のライブストリーミングができるというのは驚きです。

RICOH THETA の公式ページは以下からどうぞ。THETA の商品ラインナップや特徴、活用シーンを見たり、サンプルの360°画像を動かすことができます。

THETA | RICOH360
Anyone can easily capture and share images and video with the 360-degree camera and app

RICOH THETA 全天球イメージ貼り付けはアプリが必要

さて、この全天球イメージですが、THETA から取り込んでそのままアップしてもきちんと表示されません。

RICOH THETA JPG画像

そのまま貼り付けるとこのようになります。THETA は2つの魚眼レンズで2枚の画像を撮影し、画像処理技術によって1枚の全天球イメージに合成しているので、それに対応した360度画像表示ビューアーが必要です。

全天球イメージをウェブサイトやブログにそのまま貼り付けても、ビューワーがなければ360度表示されないのでダメってことですね。

そのビューワーを使う方法ですが、RICOH THETA の専用サイト theta360.com に画像をアップロードして、そこから画像埋め込み用のHTMLコードを取得し、ウェブサイトやブログに貼り付けるのが一番簡単です。

他にもパノラマ工房さんの THETA 向け無料クラウドサービス「360player」や、JavaScriptのプラグイン、HTML5ビューアーを使うという手もあります。

また、WordPressには360度画像を表示するためのプラグイン「WP Photo Sphere」や「WP-VR-view」などがあるので、気になる方は研究してみてください。

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RICOH THETA アプリケーションのインストール

では、THETA で撮影した全天球イメージを theta360.com にアップロードして、ウェブサイトやブログに貼り付けてみましょう。

まずは THETA の windows用アプリケーションをインストールして、画像をアップロードします。

RICOH THETA windows用アプリケーションダウンロード

アプリケーションは上部メニューの「Download」に進み、パソコン用アプリケーションの基本アプリを選択すると、THETA のパソコン用アプリケーション SphericalViewer.exe をダウンロードすることができます。

RICOH THETA アプリケーションインストール

ダブルクリックするとインストールが始まります。続行をクリックしてください。

RICOH THETA アプリケーションインストール

必須コンポーネントの Adobe AIR をセットアップします。同意するをクリック。

RICOH THETA アプリケーションインストール

THETA アプリケーションのインストールは短時間で終了します。

RICOH THETA theta360.com に登録

RICOH THETA アプリケーション起動

続いて、THETA のアプリケーションから theta360.com に画像をアップロードします。自動でアプリケーションが起動するので、THETA で撮影した画像をドラッグドロップしてください。

RICOH THETA アップロード画像

これで全天球イメージを確認することができるようになりました。ここから theta360.com に登録して画像をアップロードすれば、他のウェブサイトやブログにも画像を貼り付けられるようになります。

RICOH THETA theta360.com ログイン

左上のメニューから「ログイン」を選択して、theta360.com にログインします。

RICOH THETA theta360.com ログイン画面

ログイン画面の「利用規約に合意します」にチェックを入れると、Facebook または Twitter からログインできるようになります。どちらか好きな方を選択してください。いわしは Twitter を選びました。

RICOH THETA theta360.com twitterでログイン

Twitterで theta360.com にログインする場合、最初にユーザー名とパスワードを入力します。

RICOH THETA theta360.com twitter認証

THETA for Web と Twitter の認証です。問題がなければ「連携アプリを認証」をクリックしてください。

RICOH THETA theta360.com 登録

Twitter でログインする場合、プロフィールの名前がそのまま THETA 上の名前になります。一覧表示はONのままでいいでしょう。「登録」をクリックすればユーザー登録は完了です。

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RICOH THETA theta360.com に画像をアップロード

では、THETA の画像を theta360.com にアップロードしましょう。左上のメニューから「投稿(SNS共有)」を選択してください。

RICOH THETA theta360.com に画像アップロード

「theta360.com への投稿」というウィンドウが開きます。ここに適当なコメントを入力してください。

RICOH THETA theta360.com に投稿

コメント欄の左下で「公開」または「限定公開」を選びます。一般公開したくない画像は「限定公開」にしておきましょう。右下でハッシュタグ「#theta360」の有無を選んでください。「投稿」ボタンを押すと、theta360.com への画像アップロードが始まります。

RICOH THETA theta360.com に投稿完了

投稿したコメントには画像のURLが入ります。SNSに画像を投稿する場合は、下から共有先を選んで下さい。SNS投稿が不要なら「Close」で閉じればOKです。

RICOH THETA twitterに投稿

共有先にtwitterを選択すると、twitterの投稿画面が表示されます。ツイートボタンをクリックすると、コメントと共に画像が投稿されます。

twitterに画像が投稿されました。THETA の画像はまだ SNS 埋め込みに対応していないので、このような表示になりますが、画像をクリックすると theta360.com にアップされた全天球イメージを見ることができます。

他にもInstagramやFacebook、TumblrなどのSNSで動画公開が可能です。公開範囲を限定したり、ハッシュタグを付けることもできます。

RICOH THETA 画像埋め込みコードと貼り付け

最後に、theta360.com にアップロードした画像から埋め込みコードを取得して、ウェブサイトやブログに貼り付けてみます。THETA アプリは単に画像をアップロードするだけなので、埋め込みコードを取得するには theta360.com にログインする必要があります。

画像のアップロードと埋め込みコード取得が別々なので、ちょっと面倒です。どちらか片方だけで完結するようになるといいんですけどねぇ・・・(^^;

RICOH THETA theta360.com にログイン

右上の「Log In」から theta360.com にログインしてください。

RICOH THETA theta360.com ログイン画面

「利用規約に合意します」にチェックを入れ、Facebook または Twitter からログインします。

RICOH THETA theta360.com twitterでログイン

twitter アカウントでログインした場合の認証画面です。「連携アプリを認証」をクリックします。

RICOH THETA theta360.com

ログインするとアップロード済み画像が表示されるので、埋め込みコードを取得する画像を選んで下さい。

RICOH THETA theta360.com から画像埋め込みコード取得

埋め込みコード取得は、画像の下にある「埋め込みコード」ボタンをクリックします。

RICOH THETA theta360.com 画像埋め込みコード取得

このように画像埋め込みコードが生成されるので、そのままウェブサイトやブログに貼り付けてください。自動再生をONにすると、画像が横方向にゆっくりスクロールします。

京都の梅津、松尾橋と上野橋の間にて撮影しました。嵐山に近く、その奥に愛宕山、北東には比叡山を望むなかなかの眺望です。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

貼り付けた全天球イメージはこんな感じです。こちらは京都市内、桂川周辺から撮影しました。嵐山に近く、その奥に愛宕山、北東には比叡山を望みます。なかなかよい眺めでしょ。

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THETA アプリと theta360.com の使用感

アップした全天球イメージは少し拡大ズームで表示させるとよい感じになります。最初から拡大ズーム表示させたり、画像サイズを変更できるようなコード生成機能があるといいなぁ。

あと、全体的な使い勝手はイマイチのような気がします。特に画像のアップロードと埋め込みコード取得が別々ってところは改善してほしいですねぇ。

とはいえ、これらの欠点は少しずつ改善していけばいいし、全天球イメージが撮影できるという THETA 自体の魅力を損ねるものではありません。

また、THETAにはスマホアプリも用意されており、アプリをインストールしてTHETAを接続することで、全天球イメージの確認やリモート撮影がその場で可能になります。

さらに、スマホ用編集アプリ「THETA+」を使うと、スマホで360度画像を編集してInstagramやTwitterに投稿したり、LINEから送信することもできます。

THETA は一般受けするようなカメラではありませんが、写真も動画も360度撮影ができるので、使ってみるといろいろ楽しめます。機会があればぜひ触ってみてください。

以下は廉価版のスタンダードモデル「THETA SC」です。

THETAの上位モデル「THETA V」です。さらに上位の「THETA Z1」もありますが、価格は10万を超えるので、普通に楽しむならこの辺で十分でしょう。

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