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NETATMO(ネタトモ) ウェザーステーションの設定と使い方

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Netatmo ウェザーステーション

スマホやタブレットから温度や湿度、気圧、騒音、二酸化炭素濃度のチェックができる気象・環境センサー「Netatmo ネタトモ ウェザーステーション」の設定と使い方をご紹介します。

Netatmoを使うと、設置した場所の温度や湿度、二酸化炭素濃度などを外部からリアルタイムで確認できるのでとても便利です。測定したデータはクラウドに保存され、履歴や統計データはスマホから見ることができます。

Netatmo アプリの計測データ

Netatmoは手頃な価格で購入できて、ハードやソフトの設定も難しくないので、初心者でも簡単に扱えます。元々はスマートホームシステムですが、その他用途、農業でもバッチリ使えますよ。

※ Amazonで販売されているNetatmoは上記の正規品の他に、ACアダプターが付属していない並行輸入品も入手可能です。アプリはどちらも日本語に対応しているので問題なく使えます。

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Netatmo ウェザーステーションの内容

では、さっそくNetatmo ウェザーステーションを使ってみましょう。

まずはNetatmoスマホアプリのインストールと、ステーションやモジュールのセットアップ、それから実際の設置や使い方をご紹介します。

Netatmo ネタトモ モジュール

箱を開けると、屋内用のステーションと屋外用のモジュールが2つ入っています。大きい方がステーション、小さい方がモジュールです。Good Design受賞製品だけあって、円筒形のスタイリッシュなデザインです。

Netatmo ネタトモ 内容

その他付属品を並べてみました。屋外モジュールとステーション、あとは電源コネクタと変換プラグ、USBケーブル、説明書、その他付属品です。多機能なIoTデバイスですが、説明書はとてもシンプルですね。

Netatmo ネタトモ 箱の説明

箱の説明には計測できるものが表示されています。屋外気温はマイナス40度~65度、屋内気温も0度~50度まで計測できるので、大抵の場所で使用可能です。あとは湿度、気圧、騒音、二酸化炭素濃度、天気予報、空気の質が確認できます。

Netatmo ネタトモ 裏面説明

裏の説明は英語、繁体中国語、簡体中国語、日本語で記載されています。電源プラグも各国対応の4種類入りで、スマホとwifiさえあれば大抵の国で使えるようになっています。

Netatmo ウェザーステーション設定

Netatmo ウェザーステーションの設定は、電源とwifi環境が必要です。屋外等で使う場合は事前に準備してください。設定はPCとスマホ、どちらからでもOKです。

Netatmo Weather アプリをインストール

まずはスマホかタブレットに Netatmo Weather アプリをインストールします。

Netatmo Weatherアプリ

Netatmo Weather アプリのインストールは以下からどうぞ。iPhoneとiPadはApp Storeを、Androidはgoogleplayを選んでください。

Netatmo Weather アプリ

Netatmo Weather
appstoreからダウンロード
googleplayからダウンロード

アプリをインストールしたら、さっそくサインアップに進みます。メールアドレスとパスワードを入力して「OK」をタップしましょう。位置情報の利用は「許可」にしてください。

netatmo サインアップ

ステーションの接続とセットアップ

続いてステーションを電源に接続します。アプリの指示通りに本体の頭に触れると、ランプが青く点灯し、ステーションを検出します。アクセサリを選択で「Netatmo」をタップするとステーションに接続して、しばらく待てばセットアップが完了します。

netatmo セットアップ

Netatmo ステーションの頭に触れたところです。縦長の窓が青く点灯していますね。

netatmo 青く点灯

スクリーンショットを撮るのを忘れてしまいましたが、wifiの接続設定は自動的にスマホの接続設定を共有するようになっています。wifiの電波が多数飛び交うような場所でも、スマホから接続しているwifiだけを拾うので、指示通りに設定すれば問題ありません。

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Netatmo モジュール設定

次に小さい方のモジュールを設定します。外装を引き抜くと中身はこのようになっています。

netatmo モジュール設定

ネジを外して電池を入れると、裏側のランプが緑色に点灯します。あとは自動的に接続設定が行われます。

netatmo モジュール設定

アプリでモジュールの説明が表示されます。これでNetatmo ウェザーステーションの使用準備が整いました。

netatmo モジュールセットアップ

Netatmo 計測データのチェック

左側がNetatmoアプリの基本的なインターフェイスで、ステーションとモジュールの計測データが表示されています。

Netatmo アプリの計測データ

上段が屋外のモジュール、下段が屋内のステーション、中段には1週間の天気予報が表示され、タップすると天気予報の詳細とグラフを見ることができます。右上の「i」マークをタップすると各種数値の詳細が表示され、さらにタップするとその数値の測定単位や基準、計測の仕組みなどを詳しく知ることができます。

Netatmo グラフ表示

スマホを横画面表示にすると、クラウドに保存された各種統計データがグラフで表示されます。

Netatmo グラフの期間変更

データ表示期間の変更は左右にピンチイン・ピンチアウトするだけです。短期や長期のデータ推移も、グラフで比較すれば一目瞭然です。統計データはPCでログインすればダウンロードできます。

Netatmo グラフの切り替え

グラフの切り替えは、右上の表示項目をタップして行います。

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Netatmo PC表示と世界のウェザーステーション情報

Netatmo PCでログイン

Netatmo ウェザーステーションは、PCからログインすることもできます。基本的な内容はスマホと同一ですが、世界のウェザーステーション情報は、PCからログインした方がはるかに見やすいですよ。

Netatmo ウェザーステーション PCからログイン

Netatmo ウェザーステーション PCからログイン

ログインはNetatmoのトップページ右上から行います。一度ログインしてから、もう一度「My Netatmo product」をクリックしてください。少しわかりにくいのでご注意を。

Netatmo 現在地のウェザーステーション情報

こちらはNetatmo ウェザーステーション設置場所のモジュール情報です。ここから世界中に設置されたウェザーステーションの屋外モジュール情報を見ることができます。基本は温度だけですが、追加モジュールの雨量計と風速計が設置してあれば、その情報も表示されます。

Netatmo 近畿のウェザーステーション情報

近畿圏には現時点でこれだけのウェザーステーションが設置されています。これからどんどん増えていくでしょう。

Netatmo 世界のウェザーステーション情報

世界のウェザーステーション情報です。地図を拡大して地域ごとの詳細を見ると、設置台数はやはり先進国が多く、途上国にはあまり出回っていないようですね。北朝鮮やアフガニスタンには一台も設置されてませんでした・・・

Netatmo 設置場所の気象情報

設置場所をクリックすると、その地点の気象情報が表示されます。ちなみに位置情報はかなり正確なので、自分のウェザーステーション設置場所を特定されたくない場合は、表示位置を変更する必要があります。

Netatmo 地図上設置位置の変更

設置場所の変更は右上の歯車マーク「設定」から「位置」に進み、表示された地図内のピンを適当な位置に移動させてください。これで自分のウェザーステーション設置場所が別の地点に変更されます。

Netatmoで農業IoTを手軽に実現

netatmo しいたけ栽培設備内設置

しいたけ栽培設備では、こんな感じでウェザーステーションを天井に括り付けて使用しています。外部にいながら温度と湿度を外部からリアルタイムで確認できるので、とても便利です。管理者やゲストも複数設定できるので、複数人の使用でも問題ありません。

Netatmoは元々スマートホーム用のデバイスですが、農業用途のIoTデバイスとしても有望だと思います。

電源とwifi環境さえあれば、畑や田んぼ、ビニールハウスでも使えるし、アプリやデバイスを組み合わせれば、さらに可能性が広がります。

また、Netatmo には API(アプリケーションプログラムインターフェイス)が用意されているので、プログラミングの知識があれば自前でいろいろ開発できます。

プログラミングの知識がなくても、IFTTTとIRKitを組み合わせると、湿度が低下したら自動的に散水したり、CO2濃度に合わせて換気させるぐらいは簡単にできるでしょう。

実際にNetatmoとIFTTTを連動させて、二酸化炭素濃度が上昇したら自動で換気するシステムを作ったこともあります。換気扇のスイッチは、wifiスマートプラグ「Belkin WeMo」でコントロールしました。

温度や湿度がリアルタイムで確認できて、過去の統計データもクラウドに自動保存、工夫次第でアプリやデバイスの組み合わせが可能、これがたったの2万円で実現できるなんて素晴らしい!!

Netatmoウェザーステーションは、農業IoTを実現するための切り札になるかもしれません。

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Netatmo モジュール増設や雨量計・風速計の追加

Netatmo ウェザーステーションは、モジュールを最大3つまでステーションに追加することができます。屋内用となっていますが、wifiが届く範囲であれば屋外で使っても問題ないでしょう。

電池で動くので配線不要、ほったらかしでも大丈夫です。室内であれば各部屋ごとに設置してもいいし、農業用途であれば施設内にいくつか配置して、温度ムラなどを調べることもできます。

また、別の追加モジュールとして風速計と雨量計も用意されています。こちらも電池で動くので電源不要、wifiが届く範囲ならどこでも設置可能で、計測データは同じアプリ内で確認することができます。

Netatmo(ネタトモ)って何の会社?

Netatmo(ネタトモ)は2011年にフランスで創業されたメーカーで、気象センサーのウェザーステーションを始め、赤外線ナイトビジョン付き防犯カメラのPresence、顔認識セキュリティカメラのWelcome、防犯センサーのTagなど、誰でも簡単に使えるスマートホーム用IoTデバイスを開発しています。

ネタトモ: おうちを、もっとスマートに
ネタトモのスマート製品を使ったスマート ホームの快適さをご覧ください。サーモスタット、セキュリティカメラ、ウェザーステーション、ドアベルなど。

また、Netatmoの各種デバイスは、電気・情報通信・エレクトロニクスに関する世界最先端の総合展示会 CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で3年連続の受賞歴(CES Innovations Design and Engineering Awards 2013~2015)を持ち、世界から注目を集めています。

大抵のIoTデバイスは値段が高かったり、設定が難しかったりで、スマートホームを実現するにはハードルが高いのですが、Netatmoのデバイスは入手しやすい価格で設定も簡単です。

さらにWeb連携サービスの IFTTT や、wifiで操作できる学習リモコンの IRKit などを組み合わせて、様々なスマートホームシステムを構築することができます。

室内や屋外の防犯、外気温に合わせたエアコンの自動運転はもちろん、赤外線リモコンスイッチやコンセントと各種電気機器を組み合わせれば、外部から様々な操作が可能になりますよ。

最後になりましたが、今回使用したNetatmoは株式会社スマートキャピタル技研の代表、岩永様からご提供いただきました。ありがとうございます。

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