mixhostから旧プラン利用者向けに、新サーバーへのマイグレーション案内が来たので、さっそくサーバー移行を申し込みました。
対象となるサーバーは、jp1.mixhost.jp ~ jp15.mixhost.jp、us1.mixhost.jpです。いわしブログのサーバーは jp6 なので、もちろん新サーバーへのマイグレーションが可能です。
マイグレーションの申込みは、フォームにメールアドレスと名前を記入するだけで手続きが完了します。これで利用中の旧サーバーから、大幅にスペックアップした新サーバーに移行できます。
申し込みはとても簡単で、移行の手間もほぼゼロです。サーバーのスペックやページ表示速度が大幅に向上するので、案内が来たらすぐ申し込みましょう。
mixhost マイグレーションのお知らせ
先日、mixhostからメールで「【mixhost】スペックアップ&新サーバーへのマイグレーションのお知らせ」というマイグレーションの案内が届きました。
2017年12月4日以前から旧プランを利用中のユーザーに対して、まずは希望者のみ無料で新サーバーに移行できるマイグレーションを提供するとのことです。
いわしブログは、2017年4月にサーバーを mixhost へ移行しました。
ブログのPV数が伸びてサーバーの負荷が増えると、どうしても503エラーが発生します。ブログの成長と共にサーバーのスペックアップが必要となり、検討の上でmixhostを選びました。
mixhostに移行後は特にトラブルもなく、表示速度も十分に早いので満足しています。
しかし、mixhostが初期に導入したサーバーは、現在の新サーバーよりスペックが低く、同じプランでもサーバー性能に差があると不公平になります。まあ、これは仕方ないですけどね。
mixhostは新旧サーバーのスペック差にも配慮してくれたようで、マイグレーションによって現在のプランとほぼ同等スペックのサーバーに移行できます。
mixhostにサーバーを移行したときの作業や手順を以下で紹介しています。
サーバーが大幅にスペックアップ
新しいサーバーは、以前よりも高性能で安定したハードウェアを採用しています。
CPUは最大8倍以上高速、メモリは最大16倍、ストレージはより高速なSSD RAID 10構成、ネットワークはサーバー1台辺りの回線速度が10倍以上となり、大幅にスペックアップされます。
それに伴い、現在利用しているスタンダードプランも、サービス内容が大幅にアップグレードされます。CPUとメモリのアップグレードは、ブログの表示速度にも好影響ですね。
● スタンダードプラン
ディスク容量:SSD 30GB → SSD 150GB
CPU:2vCPUs → 3vCPUs
メモリ:1GB → 4GB
転送量目安:60GB/日 → 2TB/月
その他、プランごとのスペックは以下の通りとなります。ディスク容量、転送量、CPU、メモリのすべてが大幅にスペックアップします。
● ディスク容量
エコノミー:SSD 10GB → SSD 50GB
スタンダード:SSD 30GB → SSD 150GB
プレミアム:SSD 48GB → SSD 250GB
ビジネス:SSD 72GB → SSD 300GB
ビジネスプラス:SSD 96GB → SSD 400GB
● 転送量
エコノミー:30GB/日 → 1TB/月
スタンダード:60GB/日 → 2TB/月
プレミアム:90GB/日 → 4TB/月
ビジネス:120GB/日 → 6TB/月
ビジネスプラス:150GB/日 → 7TB/月
● サーバーリソース(CPUとメモリ)
エコノミー:1vCPUs/512MBメモリ → 2vCPUs/2GBメモリ
スタンダード:2vCPUs/1GBメモリ → 3vCPUs/4GBメモリ
プレミアム:3vCPUs/2GBメモリ → 5vCPUs/8GBメモリ
ビジネス:4vCPUs/4GBメモリ → 8vCPUs/12GBメモリ
ビジネスプラス:5vCPUs/6GBメモリ → 10vCPUs/16GBメモリ
また、新サーバーはWEBサイト表示をさらに高速化するためのプロトコル「QUIC」に対応するので、ChromeやOperaを使うとHTTP/2以上の表示速度向上が見込めます。
マイグレーション申し込み
マイグレーションの申込みは、フォームにメールアドレスと名前を記入するだけです。
初期ドメイン名やサーバー名は入力済なので、利用者側で調べる必要はありません。マイグレーション希望日の候補は1つしか選べませんでしたが、特に問題はありません。
あとは「注意事項に同意し、新プランへのマイグレーションを申し込みます。」にチェックを入れて「送信」すれば完了です。時間は1分もかかりません。
あとは「mixhost マイグレーションお申込み」という確認メールが届きます。
マイグレーション後のサーバー速度
さて、マイグレーション完了後のサーバー速度を見てみましょう。PageSpeed Insightsの数値は良好ですね。表示速度がさらに向上したようです。
Googleアナリティクスのサイト平均読み込み時間を前後一週間で比べてみると、ハードのアップグレードによって、3.35秒→3.02秒とわずかに向上しています。
上のグラフではあまり差がないように見えますが、Search Consoleを見ると、ページのダウンロード時間が明らかに早くなっています。
ご覧の通り、マイグレーションによってサーバー速度が向上してることがわかります。
マイグレーションの注意点
マイグレーションの注意事項ですが、サーバー移行によって接続方法や設定、ソフト、アプリの使用方法が変わります。今回は収容サーバー移行に伴い、メールとFTPの接続設定を変更する必要がありました。他にネームサーバーやIPアドレスも変更しないといけない場合があります。
「マイグレーションに伴い、Webサイトの表示に問題が生じた場合などの損害については補償しておりません。」とあるので、念のためにサイトやブログをバックアップしておきましょう。
マイグレーション希望日は、更新作業やサイトのメンテナンスを行わないようにしてください。
レンタルサーバー業界のスペック向上競争は激しく、少しでも性能が劣るとユーザーは他のサーバーに移行するようです。今回のマイグレーションもその対策なのでしょう。
あと、mixhostは新プランへの移行だけでなく、障害やサーバーダウンなどのトラブルが多い場合でも、リクエストすればマイグレーションの対象になるようです。
mixhostの公式サービスではありませんが、サーバートラブルが頻発するようであれば、サポートにリクエストしてみるのも手です。
mixhostのマイグレーションはとても簡単で、移行の手間はほぼゼロです。これで最新スペックのサーバーが利用できるなら、マイグレーションを実行しない理由はありませんよ。
mixhostから案内が来たら、ぜひマイグレーションを申し込んで新サーバーに移行してください。