昨年末から話題となっていたバッテリー劣化によるiPhone旧モデルの性能低下問題で、Appleからバッテリー交換費用を値下げするという発表がありました。
正式な値下げ開始時期は2018年1月下旬とのことでしたが、iPhoneのバッテリー交換値下げはすでに始まっています。
京都には直営のApple Storeはありませんが、Appleのサポートページから近所のApple正規サービスプロバイダを検索して、さっそくiPhoneのバッテリー交換を申し込みました。
ただ、お店の方に聞いた話では、すでにかなりの予約が入り、交換用バッテリーの入荷時期も未定とのことです。バッテリー交換をお考えの方は、早めに予約することをオススメします。
iPhoneのバッテリー容量は、「バッテリーライフ(Battery Life)」で診断できます。バッテリー残量が気になる方はチェックしてみてください。
参考記事 iPhoneのバッテリー診断アプリ「バッテリーライフ(Battery Life)」でバッテリー容量を確認する
記事の目次
AppleがiPhoneのバッテリー交換費用値下げを発表
昨年末から話題となっていたiPhoneの性能低下問題ですが、Appleはバッテリーが劣化したiPhone旧モデルの意図的な性能低下を認め、iPhone6以降のモデルについて、バッテリー交換費用を値下げすると発表しました。
正式な値下げ開始時期は2018年1月下旬とのことでしたが、iPhoneのバッテリー交換値下げはすでに始まっています。Appleのサポートページにもバッテリーサービス料金が掲載されてました。
通常のバッテリー交換費用は8,800円ですが、値下げ後は3,200円となります。ただし、この価格はAppleで交換した場合に適用で、サービスプロバイダの価格は異なるかもしれません。また、この価格で交換できるのはiPhone1台につき1回限りです。
バッテリー交換費用の値下げ対象となるのは、iPhone SE、iPhone6、iPhone6 Plus、iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhone7、iPhone7 Plus、そして最新のiPhone 8、iPhone8 Plus、iPhone Xも対象となっています。
いわしのiPhone6s Plusは2年以上の酷使によって、バッテリーがかなり劣化しています。そろそろバッテリーを交換しようかなと思っていた矢先に、値下げプログラム開始が発表されたので、とてもラッキーでした。
Appleのサポートページからバッテリー交換を予約する
では、さっそくiPhoneのバッテリー交換を予約してみましょう。手続きはAppleのサポートページ「iPhone のバッテリーと電源」から行います。
iPhone のバッテリーと電源 – Apple サポート 公式サイト
料金表の下にある「バッテリーサービスを申し込む」をクリックします。
サポート方法を選択 持ち込み修理
以下のサポート方法を選択します。配送修理にすると1週間ほど電話が使えなくなるので、近所のサービスプロバイダで持ち込み修理することにしました。他に質問がある場合は、電話やチャットのサポートも選択できますよ。
「持ち込み修理」を選択して、AppleIDでサインインします。
近所のApple Storeか正規サービスプロバイダを探す
ここでは持ち込み修理が可能なApple Storeか、近隣のApple正規サービスプロバイダを検索することができます。とりあえず近所でよければ、このまま「検索」をクリックしてください。
近隣の持ち込み修理ができる拠点が表示されます。今のところ京都にはApple Storeがないので(近日中にできるという噂)、一番近くにあるサービスプロバイダ「クイックガレージ」さんを選びました。
今のところ数日後に予約可能となっているので、さっそく予約します。
サービスプロバイダ名をクリックして、希望の日時を選択してください。
これで予約が完了しました。手続き完了のメールが届くので確認してください。あとは予約した時間に行けばバッテリーを交換してもらえます。
事前にバッテリー交換費用の確認を
Appleのサポートページに「他のサービスプロバイダで修理する場合は、料金が異なることがあります。」と出ていたので、念のためにクイックガレージに連絡して料金を確認したところ、交換だけなら同じ3,200円でOKとのことでした。
サービスプロバイダでバッテリー交換される方は、事前に費用を確認しておくとよいでしょう。
AppleCare+ に加入していると、バッテリー交換の費用はかかりません。以下のページでiPhone のシリアル番号を入力して確認してみてください。
製品の保証状況とサービス期間を確認する – Apple サポート
iPhone 修理前の準備
あと、バッテリー交換の前にiPhoneをバックアップしておきましょう。
修理に出す場合、iPhoneのバックアップは必須です。PCでバックアップする場合はiTunesに、iPhone単体の場合はiCloudにバックアップしてください。
iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法
ただし、iCloudは当初の容量が5GBしかないので、バックアップするためには有料プランに加入する必要があります。月額料金は50GBで130円、200GBで400円、2TBで1300円です。
いわしのiPhone6s plus は64GBモデルなので、50GBのiCloudプランを使ってバックアップしています。wifiと電源に接続すれば、定期的にバックアップしてくれるので便利ですよ。
あと、Apple ID のパスワードを確認して、「iPhone を探す」も一旦無効にします。
配送修理の場合はもう少し手間がかかります。修理に出す前にデバイスを消去 (初期化) したり、Apple Watch とのペアリングを解除する必要があります。
あとはSIMカードを取り外したり、ケースや保護フィルムを外しておいてください。
Appleのサポートページに「デバイスを持ち込む場合 (持ち込み修理)」と「デバイスを配送する場合 (配送修理)」の準備方法が記載されているので参照してください。
iPhone、iPad、iPod touch を修理に出す準備をする
予約殺到!? iPhoneバッテリー交換はお早めに
事前に発表されたバッテリー交換の値下げ開始時期は2018年1月下旬とのことでしたが、すでに値下げは始まっています。iPhoneのバッテリー交換を検討されている方は、早めに予約を入れたほうがよいでしょう。
バッテリー交換を予約した次の日にクイックガレージさんの予約空き状況を見ると、「この修理拠点には、予約可能な日時がありません」と表示されてました。
予約が一気に集中して、交換用バッテリーの在庫が無くなったと思われます。あと一日遅かったら予約できなかったかもしれません。他のサービスプロバイダも、予約可能日がかなり先に伸びていました。
この様子だと、当面の間バッテリー交換の予約は難しくなるかもしれませんね。
また、iPhone 6 シリーズの交換用バッテリーは、世界各地で在庫切れが起きているようです。Appleのサポートページにも「iPhone 6、iPhone 6 Plus、および iPhone 6s Plus の交換用バッテリーの数には限りがあります。」と表示されています。
Apple Storeで交換する場合は、事前にAppleサポートへ電話することでバッテリーを予約できるみたいですね。とにかく、動くなら早めをオススメします。
以下は実際にバッテリーを交換した時の記事です。待ち時間はたったの30分で、バッテリーの残量表示もバッチリ直りましたよ。ご参考まで。