スマホから収益を確認できるGoogleアドセンスアプリの使い方をご紹介します。
※ Googleは2020年4月にAndroidとiOS向けのアドセンスアプリを削除しましたが、2021年8月まではアプリで収益等のデータを取得することは可能でした。しかし、8月17日にアプリを開くと、以下の画像のように「データなし」と表示され、ついにアプリが使えなくなりました。この記事は削除前に書かれたものなのでご注意を。
このアプリを使うと、アドセンスで発生したリアルタイムの収益をはじめ、広告ユニットやサイズごとの収益、広告の種類などのレポートをスマホから確認することができます。
- アドセンスの収益データ（今日、昨日、今月、先月、全期間のデータ）
- 広告ユニットやサイズ、広告の種類などのレポート（期間は変更可能）
- アドセンスの未払い収益と前回のお支払い金額
このアプリがあれば、どこでもアドセンス収益をサッと確認することができるので便利ですよ。各データはビジュアルなグラフで表示されます。
スマホ用アドセンスアプリには、iPhoneやiPad用のiosアプリと、Android用アプリの2種類ありますが、今回はiosアプリの使い方を解説します。
あと、このアプリの利用は、アドセンスに登録して収益が発生していることが条件となります。
出先で収益を確認 アドセンスアプリ
ウェブサイトやブログに広告を貼り付けると収益が得られるGoogleアドセンスは、クリックされた数が同じでも、表示される広告の単価はそれぞれ違うので、日によって収益が変動します。
ある程度の収益になると、出先からチラッと確認したくなる時ってありますよね。特に記事がバズった時はアドセンス収益がドンッと増えるので、早く家に帰ってアドセンス収益を確認したくなります。
そんな時に便利なのが、アドセンス収益をチェックできるスマホアプリです。スマホ用AdSenseアプリには、iPhoneやiPad用のiosアプリと、Android用アプリの2種類あります。
Googleの純正アプリなので安心して使えるし、収益などのデータはグラフ表示されるので、各数値をビジュアルに把握することができます。
スマホを横にするとグラフが全画面表示になり、棒グラフを長押しすると数値が表示されます。さらにスワイプすると円グラフに変わります。
Googleアドセンスアプリ インストール
では、スマホ版Googleアドセンスをインストールしてみましょう。
GoogleアドセンスはiPhoneやiPad用のiosアプリと、Android用のアプリがありましたが、2020年4月にアプリストアからアプリが削除されており、現在は使えなくなっています。
今回はiPhone用のアドセンスアプリをインストールして使います。AppStoreで検索する場合は「アドセンス」と入力すれば、アドセンスのアプリが一番最初に出てきますよ。
「入手」をタップして、AppleIDのパスワードを入力するとインストールが始まるので、しばらくお待ち下さい。インストールが終わったら「開く」をタップします。
あとは使用状況データの提供について聞かれたら、お好きな方を選択してください。
アドセンスアプリの見方と使い方
では、Googleアドセンスアプリを使ってみましょう。まずはアドセンスで利用中のアカウントを選択すると、アドセンス収益の概要が表示されます。
収益チェックだけなら概要を見れば十分です。表示される収益データは、本日、昨日、今月、先月、全期間で、前回データとの比較も表示されます。
収益の公開はAdSenseの規約違反になるので、この画像でご容赦を。
レポートの「本日」や「今月」などの各数値をタップすると、ページビューや表示回数、クリック数、ページCTRなどのデータが表示されます。項目によってはグラフが表示され、直感的に動向がわかるようになっています。
左上のメニューをタップすると、他のデータも確認できます。
「概要」以外に「レポート」と「お支払い」という項目がありますね。「レポート」はPC版AdSenseの上メニューにある「パフォーマンスレポート」に該当し、各広告ごとの収益額やPV、クリック数、CTRなどを確認することができます。
レポートから指標を確認
一番上の「アカウント全体」を見ると、ページビューやクリック数、CTRやクリック単価など、アドセンスでおなじみの指標が確認できます。
これらの項目は、アドセンス広告の動向を知ると同時に、収益を向上させるための重要な指標になります。この数字を元に、広告の配置や大きさを修正しながら収益を改善していきます。
こちらは「広告ユニット」です。各ユニットの収益がグラフで確認できるので、収益性の高いサイズや位置が一目瞭然です。ユニットごとのクリック率やクリック単価といった指標もわかります。
「広告の種類」です。広告は画像とテキストのどちらかを選べるので、収益やクリック率を見て種類を選択することができます。
メニューの最後の項目「お支払い」です。今回の未払い額と前回の支払い額がわかります。
収益やクリック数などのレポートを確認するだけなら、PC版のアドセンスと比べても遜色ない機能が備わっています。これらの数値を見て、広告の配置やサイズを改善していけば、アドセンスの収益性をさらに高めることができますよ。
他にもスマホ用のアドセンスアプリはありますが、とりあえずこれを入れておけば十分でしょう。
スマホ用アドセンスアプリがあれば、その日の収益や指標をサッと確認することができるので便利です。アドセンス広告をお使いの方は、ぜひスマホにインストールしてください。
